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2014/06/13

Power eSATA変換ケーブルを試してみる

SATAをeSATAに
ウチで使用しているノートPCは旧型で、USB3.0に対応しておりません。が、比較的高速な外付けストレージ用のインターフェース規格であるeSATAポート(USB2.0とのコンボポート)は搭載されております。

特に必要性を感じなかったこともありeSATAとしては未使用だったのですが、せっかく機能が搭載されているのだから1回ぐらいは試してみたいものです。

そんな訳で、よさ気なアイテムがないかとeBayをつらつら眺めていると、SATAの22ピンフラット端子をeSATAに変換するケーブルを発見。しかも、Power eSATAに対応したタイプです。

というのも、単なるeSATAの場合には電源が考慮されていないため、HDDなどのデバイスを動かす電源が別途必要となります。けれども、電源供給が可能なPower eSATAならばそれは不要。

ウチのノートPCに搭載されているコンボポートはPower eSATAに対応しているので、USBと同様にケーブルを1本接続するだけで使用可能となる次第であります。ケーブルの太さは少々気になりましたが、お値打ち価格に目をつぶってオーダーしてみました。

で、実際に届いたモノを見てみると、やっぱりケーブルが太い。平たいケーブルのことを"きしめん"と表現することはありますが、このケーブルの場合どちらかというと山梨名物の"ほうとう"といった方がイメージ的に近いかと。

めっちゃ太い
計測してみると、幅は11.5mmで厚みは3.5mm/4mmといった感じです。厚みの数値が2つあるのは信号用のケーブル(幅広の方)が電源用のケーブルよりも若干薄くなっているため。

単に2種類の異なるケーブルを強引に融着させただけなのか、あるいは電源と信号を分離する高度な設計のタマモノなのかは不明ですが。

なんにせよ、平たいケーブルであるため曲がる方向が限定されており、ケーブルの取り回しは劣悪。外付け機器用のケーブルとしては、どうにも具合がよろしくありません。

それでも、目的とする機能には問題がなく、いくつかのHDDを試しましたが正常に使用できました。その意味では及第点を上げてもよろしいかと。そんな訳で、USB-SATA変換ケーブルを引っ張り出してきて比較してみることに。

データ転送の論理値は、USB2.0が60MB/s、eSATAが150MB/s(SATA2なら300MB/s)となっており、eSATAの方が2.5倍(5倍)高速であることになります。で、実測値は以下のような感じになりました。

左:USB2.0/右:eSATA
使用したのは2.5インチのHDD。SATAなSSDでも用意できれば純粋にインターフェースの性能を測れたのかもしれませんが、そこまでするのはちょっと。計測値はともかく、同じ条件での差を見るデータとしてご覧いただけますれば。

上記データから、シーケンシャルリードにおいてはeSATAの方が約2.1倍高速であることがわかります。これを多いと見るか、少ないと見るかは状況次第ですが、個人的には高速化を実感できる差であるように感じます。

ただし、ケーブルの取り回しがよろしくないため、実際に使用するかどうかは微妙な線です。逆にその部分が解消されれば話は別。ホットプラグに対応しており、しかもUSB2.0よりも高速なのだから使わない手はありません。

例えば、サンワサプライの"TK-SESAH"では、12V給電ができない点を除けば今回試したモノとほぼ同じ機能を持っております。使用されているのは一般的なケーブルなので、取り回しも少しはマシになっていることでしょう。

しかも、国内メーカー品なので品質も心配なく、万一ハズレを引いてもその対処は容易。価格的なところでは、楽天市場ならこんな感じ、Amazon.co.jpならこんな感じとなっており、必要であるなら最初からコレを選んでしまうのが正解かもしれません。



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