【PS5】カーボン調ラッピングフィルムでドレスアップしてみる
PS5の側面のツルテカ樹脂部分、ホコリが目立つ上、テキトーに拭くと傷がついたりする厄介な素材が使われております。
しかも、拭き取りの際に水分が残ったりすると、ミネラル分がこびりついて輪っか模様が付いちゃったりもします。
見るたび「どうにかならんのかね?」と思っておった訳ですが、PS5の側面を覆うラッピングフィルムを使えば解決しそうな雰囲気。なので、これを試してみることにしました。
ラッピングフィルムとは?
ラッピングフィルムというのは、裏に粘着剤が塗布された樹脂製のシートのこと。ある程度の伸縮性があり、曲面への貼付けも可能なため、自動車のボディから各種小物まで、さまざまなドレスアップシーンで使われます。
一般的には単色のシートですが、表面加工により模様を付けたモノもあります。そのひとつにカーボン調のヤツがあったりする訳です。
業者さんなどでは、大量使用のためにロールで購入する感じとなりますが、一般人としては切り抜き加工が施された半完成品を購入するのが普通です。
PS5用のヤツはどうなの?
当方が購入したのは、Aliexpressで検索して見つけたヤツ。とりあえずお試し感覚で、テキトーに安いやつを買ってみました。
フィルム自体の質感は、ブランド品である3M(スリーエム)の製品とさほど変わらない雰囲気。また、貼付け時の気泡もなく、3Mのソレと同様、粘着剤に空気抜きの加工が施されているようです。
カット具合ですが、PS5を縦置きした状態の背面上部(ごく一部)から天面、正面、底面(ごく一部)まで覆う1枚モノ。
同じPS5用のラッピングフィルムでも、2分割されたヤツがあるようです。1枚モノだと貼り付け時の取り回しがよろしくなく、作業難易度が少し上がります。
が、2枚モノの場合、切れ目部分をうまく合わせるのが難しかったりします。一長一短と言った感じ。個人的には1枚モノの方がやりやすいような気がします。
驚いたのは製品を受け取った時。「やけに小さな封筒だなぁ」と思ったら、ひょろ長いラッピングフィルムが4つ折りで収納されていました。
しかも、しっかりと折り癖付き。仕上がりへの影響は気になりましたが、貼り付けてしまえばまったく目立たず。どうやら、取り越し苦労だったようです。
貼付け時のポイントは?
当方が購入したのは1枚モノなので、ソレ用の貼り付け方をします。と、言っても特別なことをする訳ではありません。
台紙を半分だけ剥がして仮止めし、問題なさそうならもう半分の台紙を剥がして貼り付ける、という方式。
一般的なシールのように、台紙だけが二分割されていたりすると楽だったのですが、買ったのは台紙も1枚のタイプ。このため、半分だけ剥がした台紙をカットして作業性を向上させました。
この手のラッピングフィルムは熱を加えるとよく伸びますが、PS5側面の樹脂部分はシンプルな曲面であるため、ドライヤーやヒートガンは使いませんでした。
貼り付け時の目安となるのは、PS5の電源ボタン、(ドライブ内蔵タイプなら)イジェクトボタン、USB Aポート、USB Type-Cポートだけ。なので、台紙を剥がす際には、これらの穴がある方からとします。
で、これらの出っ張りや穴に合わせてフィルムを貼ります。少しでもズレているようなら、剥がしてやり直し。数回やり直すぐらいなら、粘着性に問題が起こることはありません。
位置合わせに満足したら、残りの台紙を剥がして貼り付けを実施。少しぐらいの曲がりなら、フィルム自体の伸びで微修正が可能。なので、後半は楽ちんです。
おすすめ度は?
既にキズモノとなったPS5の化粧直しはもちろん、新品のキズ防止にも役立つアイテム。カスタマイズによる、ちょっとした優越感も味わえます。
Aliexpressなどの海外通販を利用すれば、500円前後で購入可能。失敗しても財布へのダメージは少なめです。
DIY施工ということで、手先の器用さは求められますが、その辺が気にならなければオススメの1品です。
ちなみに同ジャンルの製品は、Amazon.co.jpではこんな感じ、楽天市場ではこんな感じで販売されております。
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