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ハンダ付けを快適に

2011年2月1日  2012年1月24日 
HAKKO 933-2
「弘法は筆を選ばず」などと言いますが、腕のない分を道具でカバーするという考え方もアリでしょう。

そんなわけで、電子工作の際にはHAKKOの「933-2」というハンダコテを使っています。価値基準はそれぞれですが、少々お高いと感じる程度の値段でしょうか。もちろん、それなりの機能は備わっております。

まず、昇温効率の良いセラミックヒーターが搭載されており、ACプラグを挿し込んで30秒ほど待てば作業でき、使用中のコテ先温度の回復もスピーディです。

さらに、このモデルには温度設定用のコマが付属しており、300度~480度まで30度刻みでコテ先の温度を設定することができます。好みや作業条件に最適な温度が選べるというわけです。

本体中央にはLEDインジケータが装備されており、温め中は点滅、設定温度に達すると点灯で状況を知らせてくれます。

ボディは細身で握りやすく、シリコーンゴム製の滑り止めが付いているのでホールド性も良好。ただ、このカバーが使用中にズレてくるので、ときおり戻してあげる作業が必要になるのがちょっと面倒な点。

ズレること自体はさほど支障とならないのですが、LEDインジケータが隠れてしまうため、状況確認がしにくくなってしまいます。

安物のハンダコテはACコードもゴワゴワで扱いづらいものが多いのですが、これには柔軟性の高いACコードが使用されているため、取り回しも軽快です。

コテ先は趣味で変更
豊富なコテ先が選べるのもポイントです。標準ではB型と呼ばれる円錐形のコテ先が付属しまが、わたしの場合は個人的な趣味で先端が斜めに切り落とされたBC/C型と呼ばれるタイプに変更しております。

これだと、細かいは先端で、少し大きなワークは平たい面で、といった感じでユニバーサルに使用できるのが便利なところ。

なお、コテ先の選び方ですが、HAKKOのWebで詳しく解説されているので、興味のある方はご一読を。

定価は8,400円(税込)という、ちょっとお高い雰囲気ですが、楽天市場Amazonといった辺りではもう少しお安く購入できます。

性能的にも満足で、これといった欠点も見当たりません。その値段に納得できるならお勧めの製品です。


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