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【Androidスマホ】国際迷惑電話に対処してみる

2025年4月29日  2025年4月29日 
なかなかに使えるアプリです

最近、国際電話を利用した迷惑行為が流行っているそうな。当方のスマホでもつい最近、立て続けにありました。

怪しい番号からの発信には出ないタイプなので、どのような内容であるのかは不明です。が、海外に知人・友人などはおらず、国際電話がかかってくることはまずありません。どう考えても迷惑電話。

それが分かっていても、着信音は鳴り続けてうるさいし、作業や思考も中断させられます。ウザったいことこの上なし。

そんな訳で、ちょっと対処してみることにしました。


Calls Blacklistで一括拒否

当方としては、国際電話の着信は不要なので、カントリーコード(国コード)を指定してまるっと着信を拒否する方向で対処してみることに。

ところが、利用している電話会社で使えそうなサービスはありません。が、Android端末であれば、アプリで何とかできるのだとか。

で、インストールしてみたのが"Calls Blacklist"というアプリ。

着信時に電話アプリに先駆けて動作し、ブラックリストに合致する電話番号であった場合にブロックする、というのが基本動作。

しかも、電話番号をブラックリストに登録する際、前方一致が使えます。例えば"+40"と登録しておけば、ルーマニアからの国際電話をすべて拒否できる訳です。

ちなみに、"+40"はルーマニアのカントリーコード。サンプルとして取り上げたことに、深い意味はありません。


Calls Blacklistの使い方

まず、インストール時の注意事項ですが、"Calls Blacklist"をデフォルトの発信者番号/迷惑電話アプリに設定するか否かが問われます。

迷惑電話用の対応アプリを選択

ここは"Calls Blacklist"を選ぶのが正解。この設定により、通常の電話アプリより前に"Calls Blacklist"が着信を検知できるようになります。もちろん、電話アプリは今までと同様そのまま使えます。

インストール後の設定ですが、「ブラックリストに合致する電話番号はブロックする」というのが"Calls Blacklist"の基本動作。なので、やることはブラックリストに番号を追加する作業となります。

本稿トップの画像でも確認できる、画面右下のプラスアイコンをタップしてブロックしたい電話番号の登録作業を開始します。

その際、何をベースとして電話番号を入力するか、が選択可能。ちなみに、"通話記録から"はPROバージョンでしか使えません。

入力のサポート方法が選べます

今回は、対象国のカントリーコードで始まる電話番号をまるっとブロックするため、"電話番号の冒頭の番号"を使用します。

あとは、ブラックリストに対象のカントリーコードを登録するだけです。カントリーコードは必ず"+"から始まるので、先頭に"+"付けるのを忘れずに。

ちなみに、前方一致で"+"だけを登録した場合、すべての国際電話をブロックできます。

ただ、グローバル企業の電話認証などで日本のカントリーコード(+81)が付いていたりすることがあるので、"+"だけの登録はオススメしません。

で、当方の場合、電話アプリの履歴を参照しつつ"+29"と"+89"を登録しました。ちなみに、"+29"はエストニア共和国の、"+89"は存在しないカントリーコードです。そもそも存在しないカントリーコードを偽装する辺り、悪意しか感じません。


Calls Blacklistの動作を試したい場合

これで、登録したカントリーコードから始まる着信はすべてブロックされる訳ですが、"Calls Blacklist"がどのように動作するのか知りたい気持ちもあります。

とは言え、カントリーコード付きの電話を受けるには、国際電話の利用が不可欠。あまり現実的ではありません。そこで、特定の電話番号をブロックした際の動作をチェックしてみます。

異なるのはブラックリスト内での条件合致だけなので、動作自体は国際電話のブロックと変わらないハズ。

やり方は簡単です。一時的に家族や友人のスマホの電話番号を登録し、そのスマホを拝借したうえで自分宛にコールすればOKです。

2台のスマホが目の前にあれば、それぞれの動作を簡単に確認できるという次第。

で、"Calls Blacklist"が着信をブロックした際の動作ですが、発信側では一瞬つながってすぐに切れます。一方、端末の着信音は鳴らず、電話アプリが起動することもありません。

デフォルトでは"Calls Blacklist"の通知でブロックを知ることができますが、通知を切っていた場合、端末には何の変化もありません。かろうじて、"Calls Blacklist"のログで確認できるだけ。

テスト後には、拝借したスマホの電話番号を"Calls Blacklist"のブラックリストから削除するのをお忘れなく。


まとめ:海外からの迷惑電話が多いならオススメ

"Calls Blacklist"のインストール/設定後に海外からの迷惑電話がないため、正確な動作は確認できておりません。

けれども、アプリ自体は無料だし、サブスク的に支払いが発生するなんてこともありません。お試しには最適です。ただ、無料版はPROバージョンに比べ、機能が限定されています。

それでも、今回のような案件なら十分に対応が可能。広告が気になったり、迷惑SMSも撃退したりしたい場合、有料のPROバージョンがあります。

それでも、買い切りで500円(2025年4月現在)と、良心的な価格設定です。アプリが気に入ったならドネーション気分で購入するのもアリでしょう。

"Calls Blacklist"をインストールしたとしても、電話機としての使い勝手が変わることはなく、設定以外は特別な操作も不要。通知を切っておけばサイレント動作で、ユーザーに負担をかけません。

そんな雰囲気なので、お守り的にインストールしておくのもよろしいかと思われます。


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