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2011/02/07

[IMX515] adbでfirmwareをレストア(または更新)

コンソール画面
今回は、内蔵microSDHCを丸ごとイメージファイルとして保存(バックアップ)した場合のリストアをやってみます。

作業の目的および結果は「USB Image Tool」を使用したこちらの方法とまったく同じですが「殻割りをする必要がないのでお手軽」、「失敗したときにはちと面倒」といった違いがあります。

今回使用するのはAndroidの開発環境であるところの「adb(Android Debug Bridge)」のみ。もちろん、リストアするための元ファイルも必要です。なお、「adb」環境の構築に関しては割愛させていただきます。

この方法は、イメージファイルの形式で提供されているファームウェア(例えばBigD版MODなど)の書き込みにも使用可能です。

なお、リカバリーメニューで更新するタイプのファームウェア・アップデータにもイメージファイルが含まれていますが、今回の方法は使えません。素直にリカバリーメニューで実行しましょう。

実際のリストア作業ですが、スクリーンショットをご覧いただければ、詳しい方にはすぐ分かると思います。単にddコマンドでイメージファイルを内蔵microSDHCに展開しているだけです。

上記の例では、「adb」をWi-Fi経由で使える「adbWireless」というアプリを使用しております。そのため、最初のプロンプトで接続のためのコマンドを打ち込んでおりますが、普通にUSBケーブルを使う場合には「adb connect」は無視しちゃってOKです。

肝心なのは、次のプロントからです。簡単に説明しますと...

「adb shell」と入力してシェルを起動し、カーソルが「#」に変わったら以下のコマンドを入力します。

dd if=/sdcard/backup.img of=/dev/block/mmcblk0 bs=1048576

ちなみに「/sdcard/backup.img」がリストア元となるイメージファイルの場所と名称です。ご自身の環境に合わせて変更してくだされ。で、上記コマンドを入力してenterを入力すると書き込みが始まります。

けれども、コンソール画面もIMX515クローン側も特に変化はありません。入力したコマンドのエコーが帰ってくればバックグラウンドで書き込みが進んでおりますので、15分~20分ほど待ちます。

xxxx+1 records in
xxxx+1 records out
xxxxxxxxxx bytes transferred in xxx.xxx secs ( xxxxxxx bytes/sec)


というメッセージが表示されたら書き込みは終了。再びカーソルが表示されるので,,,

reboot

と入力してIMX515クローンを再起動します。これでレストアは終了です。

なお、ファームウェアを別物に書き換えた場合などは、ホーム+メニュー同時押しで表示されるリカバリーメニューにてファクトリーリセットを実行しておいた方がよろしいかもしれません。

内蔵microSDHCのイメージを使用したバックアップ&リストアでは、完全にバックアップを取った時点までmicroSDHCの内容を戻すことができますが、それ以降に更新されたアプリやデータなどは消えてしまいます。その点にはご注意を。


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