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2011/04/17

PS3を修理してみる

最初期型PS3のCELL
撮りためた番組を消化しようと思い、PS3を起動してtorneの録画を見ていたところ、15分ほどで突然PS3の電源が落ちました。

頭の中が真っ白になって「停電? あるいはブレーカー?」などの考えが脳裏をよぎったわけですが、ほかの電化製品は問題なく動作しており、その可能性がないのは瞬時に理解しました。

何が起こったのか分からないまま、とりあえずメインスイッチをOFFにして、最初から起動シーケンスを実行します。が、動作状態を示すLEDは緑→黄色→赤点滅と続けざまに変わり、「ピピピ」とビープ音が鳴ってそれっきり起動する様子が見られません。

この段階になってやっと思い出したこの症状。確認のためにWebで検索をかけて確信しました。いわゆる「YLOD(Yellow Light of Death)」ってヤツです。噂には聞いていましたが、まさか自分がなるとは思わなんだ。

ここで選択肢が発生します。

(1)素直に修理に出す。
(2)諦めて買い直す。
(3)自分で何とかする。

通常ならば(1)の選択肢を選ぶところですが、そうするとtorneのビデオはもちろん、ゲームのセーブデータなどもすべて失われてしまいます。また、初期物のPS3ならではの機能も捨てがたく(2)も厳しくなります。

もう選ぶ余地などなく(と言い聞かせて)、自分で何とかするしかありません。せっかく付けた延長保証もすでに切れていますし。

不幸中の幸いと思えるのは、YLODが歴史のあるメジャーな症状であり、ネット上に修理ノウハウが蓄積されているという点。すでに自己解決された多くの事例が報告されており、たいへん参考になります。

そんなわけで、こちらのブログを参考にさせて頂いてPS3を修理することに。修理方法自体はそちらのブログを参照していただければ十分かと思われますので、ここでは分解時のTipsなどを紹介いたします。

作業前にこちらのビデオを眺めて予習していたのですが、PS3ではかなりの数のネジが使用されているようです。後々面倒なことになりそうな雰囲気。そこで、分解の際にちょっと工夫してみます。

ネジの紛失防止にも効果的
用意するのは100円ショップで買ってきたチャック付きのビニール袋。小さめがよろしいでしょう。これに外したネジを収納していきます。その際、分解の手順ごとの番号とユニット名、注釈などを記入します。

写真の例で言うと、4番目に外したのがスイッチ用のインターフェースボード、6番目に外したのがメインボードのネジで長いのが1本混ざっている、といった感じです。

組み立ての際には、番号を遡るようにネジを使用していけば、迷うことがなくなります。また、作業手順も間違うことがないのでケアレスミスの防止にもつながります。さらに、分かりづらい場所に使用されるネジの場合には、直接メモ書きしてしまうのもひとつの方法です。

例えば、メインボードの固定ネジには1本だけ長いのが混ざっていますが、アルミシャーシにネジの位置を油性ペンで「↑LONG」といった具合にメモ書きしてしまうわけです。どうせ、最初にシールを剥がした時点でメーカ修理は不可能となっているので遠慮なくやれます。

分解が完了したら、あとはお決まりのコース。たまったホコリの除去とクリーニング→ヒートガンでハンダのクラック補修→組み立てといった具合です。

で、修理の結果、とりあえずは問題なく動いているようです。しばらく様子をみないことには何とも言えませんが。最後に自分用として組み立て手順のメモを残しておきます。なお、この手順はCECHB00限定情報となります。

手順 ユニット名称 使用ネジ 備考
1 アルミシャーシ 小ネジ×4
短ネジはHDDマウント部に
バックアップ電池ならびにファンのコネクタを接続
2 ヒートシンク抑えバネ 特殊ネジ×4
 
3 バックパネル --- はめ込み式
4 メインボード固定 ネジ
短×5
長×1
 
5 Bluetooth基板 ネジ×4 フラットケーブル接続
6 スイッチI/Fボード ネジ×4 フラットケーブル接続
7 パワーユニット ネジ×6
アース用ワッシャ付きネジ×1
コネクタ×2接続
8 BDドライブ --- フラットケーブルならびにコネクタを接続
9 天板 ネジ
長×6
短×1
短いネジは「S」の表記のあるところに
10 化粧天板 ネジ×1 天板側に台座金具をセットする
11 HDD ネジ×1  


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