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電気・電子工作の必需品2

2011年6月17日  2011年6月17日 
結構使い込んでおります
電気・電子工作の際に欠かせないアイテムとして、テスターがあります。最近ではDMM(デジタル・マルチ・メーター)と呼ぶらしいのですが、意味的に通じるので普段は単にテスターと呼んでおります。

今時は、数百円で購入できるテスターもあるようですが、長く使うものだし、計測器である以上、ある程度の精度は欲しいところ。

そんなわけで、三和電気計器株式会社の「PC20」という製品を愛用しております。機能としては、直流/交流電圧および電流、抵抗、コンデンサ容量、導通、ダイオードテストと、一通りそろっております。

変わった機能としては、PCとの接続機能があります。別売のシリアル/USBケーブルを購入し、これまた別売の「PC Link Software」(Windows用)を使用することでPC上でのモニタリングならびにロギングが可能となります。

なかなか面白そうだったで、本体と同時に上記ケーブル&ソフト購入したのですが、少し遊んで使わなくなってしまいました。もちろん、機能に問題があったわけではく、適当な用途が見つからなかっただけです。また、ディスコンになってしまいましたが、TCP-IPのLAN経由で上記ソフトが使用できる「KB-LAN」という装置もありました。

で、実際の使い心地ですが、お手軽でよろしいです。オートレンジなので、細かいことを気にする必要もありません。使用の際には、本体中央のダイアルを目的の機能に合わせるだけ。選んだ機能の中で、さらにオプション機能を選ぶ必要がある場合には、SELECTボタンで選択します。

例えば、導通をチェックしたい場合、ダイアルを「Ω」印に合わせ、SELECTボタンを2回押せばOK。ダイアルにはアイコンで機能が示されているため、マニュアルを見なくても簡単に操作できます。

また、地味なところではありますが、単3形乾電池×2本で動作するのもポイント。トラディショナルな計測器の場合、角型の006P電池を使用することも多いのですが、電池切れの際に入手が面倒だったり、スナップ式のコネクタ装着が面倒だったりとデメリットが多々あります。

サイズ的には大きくもなく、小さくもなくテスターとしては標準的。ただ、樹脂製のプロテクターが装着されているため、収納時に若干かさばります。当初は「いらないかなぁ」と思っていたのですが、後になってプロテクターに多くのキズが付いていることを発見し、プロテクターの有用性を確認した次第です。

細かな部分までしっかりと作りこまれている点も素敵です。ダイアルはカチカチと小気味良いクリック感があり、気分良く操作できます。テストリードは必要な強度を確保しつつも、しなやかで使いやすくなっております。

なお、基本確度は0.5%ですが、数値そのものよりも同社が計測機器の老舗であることの安心感は大きいです。しかも、今時めずらしくMADE IN JAPAN。その分、値段もお高くなってしまうのは致し方ないところでしょうか。

この手の商品を在庫している特殊なお店が近所にない場合には、通販での購入が便利です。例えばAmazon.co.jp楽天市場ならサクっと購入できるでしょう。


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