私的オススメAndroidアプリ(FON活用編)
公衆無線LANというと、日本では月額制の有料サービスが主流となっておりますが、わたしの場合は毎日使うわけでもなし、コスト的に見合いません。
そこで、(見かけ上)無料で利用できる「FON」を利用しています。詳しくはオフィシャルサイトをご覧いただくとして、簡単にサービス概要など。
FONの無線LANルータ(現物はこちら)を購入してインターネットにつなげ、その一部を公衆無線LAN用として提供する代わりに、自分も他のユーザが公開したFONのアクセスポイントを利用できるというシステムになっております。
無線LANルータ購入にかかるイニシャルコスト以外の支払いが発生しないため、無料サービスのように利用できる訳です。
日本でのサービスが始まった頃にLinus(FONのメンバー)になったのですが、その当時はユーザも少なく、ウチの近所では使い物になりませんでした。しかし、時は流れ、現在では数多くのLinusたちがアクセスポイントを公開してくれております。その様子はこちらのマップで確認できます。
という訳で、外出先でFONを快適に使用するためのアプリを集めてみました。いずれもROOT化不要、しかも無料となっております。
■WiFiMap
GPSを使用し、無線LANアクセスポイントの強度地図を作成できるアプリ。
GPSをONにしてアプリを起動したら、あとは歩きまわるだけでOK。無線LANアクセスポイントを検知すると自動的に地図上にプロットしてくれます。
表示のフィルタリングも可能で、その条件としてSSIDを例えば「FON_」に設定すれば、その文字列を含むアクセスポイントのみ見ることができます。これがあれば、普段の行動範囲におけるネット接続可能ポイントを知ることができる訳です。
■Wifi Analyzer
今いる場所のアクセスポイント状況がリアルタイムでチェックできるアプリ。
グラフ形式でシグナル強度も分かるため、そのまま付近をウロウロすれば、より電波状況の良い場所を知ることができます。
これを起動したまま散歩するだけでも楽しめるツール。街にはWiFiがあふれています。また、無線LANを環境を構築する際に空きチャネルを探す、といった実用性もあります。
■FON
その名もズバリな「FON」純正アプリ。FONのフリーなアクセスポイントを見つけると、自動で接続してくれます。
通常のプロセスでFONを利用するためには、Webブラウザを開いてIDとパスワードを入力しなければなりません。これが結構面倒。
しかし、本アプリを使用すれば、自動的に接続とID/パスワードを入力してくれます。物凄く快適。接続時にサウンドが鳴り、ステータスバーにはアイコンが表示されます。上記Wifi Analyzer画面の右下にある「f」がFONのアクセスポイントに接続しているサインとなっております。
最後に紹介した「FON」を以外は汎用ツールとなっており、他の公衆無線LANサービスでも利用可能。外出先で公衆無線LANサービスを使っている方、あるいは使ってみようと思っている方にお試し頂きたいアプリであります。
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