さまざまな物や事に関する、役に立ったり立たなかったりするテキストが綴られるブログ。

2011/10/15

ICONIA TAB A100で放射線をカウントしてみる(後編)

着々と機種が増えております
前編を公開してから約2週間が経過しましたが、ついにRDKのサイトにICONIA TAB A100のデータが掲載されました。

表には放射線に関する感度の評価も載っているのですが、ICONIA TAB A100は「***」とのこと。「*」よりはマシですが、もう少し上の評価が欲しかったなぁ、というのが正直な感想。

それはさておき、さっそくセットアップなど(※1)。まずはキャリブレーションから。

放射能カウンター(アプリ名はRadioactivityCounter)』を起動すると、オープニング画面が表示された後、メイン画面が表示されます。画面右上にはカメラの映像が映り、画面にはうるさいぐらいに「カバーしろ」テキストが並びます。

初期画面
こちらがその画面。カメラ映像部分に風景が映っておりますが、自分の姿が確認できるのが正しい状態です。

ICONIA TAB A100の場合、フロントカメラを使用した方が放射線に対する感度もよろしいため、この状態で自分の姿が確認できなければなりません。

もしも、リアカメラの画像が写っているようなら、メニューの「Settings...」内にある「frontcam」を「ON」にすればフロントカメラが使用されるようになります。

この状態のままフロントカメラにカバーを被せ、画面右上のカメラ画像が真っ暗になっているのを確認したら、画面左下の「Set noise」ボタンをタップ。キャリブレーションがスタートするので、そのまま1分待ちます。

キャリブレーション後にしばし放置
キャリブレーションの終了と同時に計測が開始されます。画面にはCPM(Counts Per Minute:1分間に観測できた放射線らしきモノの数)が表示されますが、今の状態では放射線の単位を知ることができません。線量が表示されるハズの部分も「not set uGy/h」となっております。

次の作業に移る前に、しばらく放置しつつCPMの様子を見ます。画面右側のグラフが1分ごとのCPM値となっておりますが、値がやけに大きな場合、遮光に失敗している可能性があります。カバーをチェックしてみましょう。

プラスとマイナスのボタンで増減
また、少々値が高いという場合には、ノイズレベルを変更することで補正できます。

その場合、メニューの「Settings...」を使用します。一番上がノイズレベルとなっております。感度が良すぎる(CPM値が大きい)場合には数値を増やしてあげることで感度を下げることができます。

ウチの場合、キャリブレーションによってノイズレベルが「4」になったのですが、少々センシティブな雰囲気なので、数値を1つ増やし「5」としてました。RDKの表でもノイズレベルは「5」となっているため、ちょうど良かったかもしれません。

表の数値をそのまま入力
続いて、メニューの「adjust...」を開き、RDKのWebで公開されている補正値をそのまま「100 uGy/h」~「50000 uGy/h」ならびに「CPM-Noise」に入力していきます。

なお、「CPM-Noise」は、表で「CPM0」と表記される数値となっております。

これで、セットアップは完了。メイン画面にもどると計測が開始され、先ほどまで「not set uGy/h」だった部分が「○.○ uGy/h」と変わり、放射線量を数値として見ることができるようになります。

で、この後なのですが、アプリの動作を確認するためには放射能を持つ何かが必要となります。あいにく、その手の試料を持っていないため、近所の公園でフィールドワークを実施することに。

計測中の様子
落ち葉の吹き溜まりなど、線量の高そうな場所を中心にいろいろとチェックしてみたですが、どこも微々たる反応。「こりゃヤバい」という場所はありませんでした。もちろん、それはそれで喜ばしい話であります。

そんな訳で、画像はノイズレベルを変更し、動作をイメージしてみたモノです。

話は前後しますが、フィールドワークの際に気づいた点がひとつ。今回は黒い厚紙で遮光したのですが、直射日光が当たるような状況だと光が透過してしまい、CPM値が一挙に上昇する場面が多々ありました。屋外で使用する際には、かなり厳重なカバーを用意する必要がありそうです。

***Edit***
メーカー純正の日本語マニュアルが公開されたのでリンクを貼っておきます。



Related Posts with Thumbnails

0 件のコメント:

新しい投稿へ 以前の投稿へ ホームへ