[A100] rooCASEを買ってみた
自分の使い方では「TPU素材のバックカバーで、運搬時には適当なポーチ」という運用が良さそうなのですが、今のところそうしたカバーが販売されておりません。そこで、とりあえずの措置として適当なカバーを買ってみました。
モノはrooCASEの『ROOCASE Multi-Angle Leather Folio Case Cover for Acer Iconia Tab A100 7-Inch Tablet - Black』という長ったらしい名前の製品。ポイントは、そこそこ安い/革製/専用設計の3点です。
購入したのはeBayのストアで、総額は$38.05(品代$25.10+送料$12.95)、PayPalからの請求は2,994円でした。日本の場合、エレコムが専用ケースをリリースしており、そちらは2,500円前後で販売されておりますので、値段的には妥当な線だと信じたいところ。
実際に使用してみましたので、簡単にレビューなどしてみます。まずは、スグレモノな部分から。
本ケースは、いわゆるブックカバー型になっており、フラップが液晶画面側も保護するようになっています。で、このフラップがスタンド機能を兼ねており、広げてずらすだけでスタンドに早変わりします。
こちらがスタンド使用のイメージ。フラップ裏面に接する角には、ほんの少しだけ面ファスナーが装着されており、45度~90度の範囲で角度を固定できます。
フラップをそのまま裏側に回すタイプではないので、フラップ内側の面が接地せず、閉じる際にホコリなどを持ってこないというのも精神衛生上よろしいです。
また、フラップの端には磁石が仕込んであり、運搬時にはパタッと小気味良く閉じることができます。フラップが浮くこともなく、いい感じです。
ケースの素材には、本革とマイクロファイバーライナーが使用されております。このため、見た目の質感や触感はなかなか上質です。
開口部や端面などのエッジ部分もきれいに処理されており好感が持てます。写真は背面のカメラのレンズ部分ですが、他の部分も同じように処理されております。
カメラが出たついでに各種ポート類へのアクセスに関して。microSDカードスロットのフタが覆われてしまうため、microSDカードの出し入れはできませんが、その他のポート類は問題なく使用できます。
内側カメラはもちろん、その上にある照度センサー部分もきちんと考慮されております。この辺りは専用設計ならではのメリットでしょう。
次に、イマイチなところなど。
まずは重量。『ICONIA TAB A100』+本ケースの合計は実測で596gとなります。このため、手持ちでの長時間使用に厳しい雰囲気が。特に、むき身での使用に慣れている場合、約200gの重量増はこたえます。
また、ケースは本体のベゼル部分も覆うタイプとなっているため、パネルの端のタッチが少々やりづらくなります。特に、標準ブラウザのクイックコントロールの使用が困難に。かろうじて、ホームボタンの脇にほんの少しだけスペースがあり、そこでの操作は可能です。
そして、専用設計のデメリット。いや、完全ならば問題ないのですが、そうでない部分が少しだけありまして。
こちらがその写真。スイッチとマイクの部分です。設計あるいは製造の問題、あるいは個体差かもしれませんが、見ての通りずれております。マイクの穴もどうにか見えているという感じ。
もちろん、操作に対する大きな支障はないのですが、他の部分の完成度が良いだけに残念なところです。
で、総評ですが、この手のタイプのカバーが好きなら「買い」です。コストに対して機能や質感が高めであることは間違いありません。もちろん、そのコストが、トータルで3,000円程度の場合に限ったお話ではありますが。
***Edit***
『Skinomi TechSkin』なる保護シートを試してみました。詳しくはこちらの投稿にて。
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