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2012/12/26

[Nexus7] NFCタグで遊んでみる

入手も比較的容易です
"Nexus7"には近距離無線通信技術である"NFC(Near Field Communication)"機能が搭載されており、Playストアからアプリをダウンロードしてくれば、SUICAや運転免許証などのICカードに書き込まれたデータを読むことができます。

それだけでも結構便利だったりするのですが、NFCタグと呼ばれるアイテムを使えば色々と面白いことができたりします。

ということで、比較的入手しやすいNFCタグを2種類手配してみました。ひとつはソニーモバイルコミュニケーションズの"Xperia SmartTags NT1"(以降"SmartTags"と略)で、もうひとつはオレンジタグスの"T1-K2"という製品。どちらもいわゆるNFCタグではあるのですが、味付け、というか活用方法が少し異なっております。

まずは"SmartTags"からチェックしてみましょう。外観はプニプニとした感触のビニール素材的に見えますが、実際には透明な硬質樹脂でガッチリとに固められております。中にはICチップとアンテナが入っており、構造的には立派なNFCタグなのですが、ウチに届いたモノはライトプロテクトが施されており、データの書き換えができませんでした。

任意のデータが書き込めないNFCタグをどう活用するのか? その答えは無料の専用アプリ"Smart Connect"との連携にあります。

具体的には、端末にかざされた"SmartTags"をトリガーとして、アプリ側で設定済みの各種動作(プロファイル)が実行されます。今回入手した"SmartTags"は赤と黒ですが、この色には意味があって、"Smart Connect"で読みだした際に、赤は"自宅"、黒は"寝室"のプロファイルが実行されるようになっております。

例えば、"自宅"プロファイルでは、Wi-FiをONにして、サウンドモードを通常に設定、さらにアプリの"ニュースと天気"を起動する、という一連の流れが設定されております。

このプロファイルは自由に設定でき、もちろん名称の変更も可能。このため、NFCタグの中身を変更せずとも動作を変えることができる訳です。また、開始アクションと終了アクションをセットで記録することができるのもポイントです。

ちょっとおしゃれなUIデザイン
例えばこちらは、"黒SmartTags"の動作に"Bluetoothオーディオ再生"というプロファイルを設定したモノ。

開始アクションではBluetoothをオンにしてレシーバーと接続、音量を調整して音楽を再生するという一連の流れを"SmartTags"にタッチするだけで行えます。

また、もう一度"黒SmartTags"をタッチすると終了アクションが実行されます。こちらでは、音量を通常の状態に戻し、Bluetoothをオフにする(音楽は自動停止)という一連の動作が設定されております。

プロファイル内で設定可能な項目は、アプリの実行、サウンドの調整、現在時刻の読み上げ、Facebook投稿、Webページを開く、Wi-Fi接続/切断/切り替え、Wi-Fiホットスポット接続/切断/切り替え、といった感じになっております。

続いては"T1-K2"。こちらは合皮製のキーホルダー型なのがちょっとオシャレです。"SmartTags"と異なりブランクタグとなっているため、適当なアプリを使用することで自由にデータを書き換えることができます。

今回は"NFCタスクランチャー"というアプリで自動処理を設定してみます。本アプリの場合"Smart Connect"とは異なり、コマンドを直接NFCタグに書き込みます。このため、書き込んだNFCタグを別の端末でも使うことができます。

設定可能な項目も"Smart Connect"より多く、タスク自動化アプリである"Tasker"との連携も行えるため、かなり複雑な動作の指定も可能です。

アクションの一覧
こちらが設定可能なアクションの見出し一覧。各項目にはさらにもう一階層下のレベルがあり、例えばワイヤレス&ネットワーク内ではWi-Fiやホットスポット、Bluetooth、GPS、同期、機内モードなどの設定が可能となっております。

アクション以外にも、NFCタグに書き込む際、2つのタスクを登録することで1回めのタッチと2回めのタッチで異なる動作をする"スイッチ"機能も用意されております。これを使えば先ほどの"Smart Connect"と似たような動作も可能に。

ウチで実際に試したのは、モバイルルータへの接続アクションを設定した"モバイル(スタート)"と、普段使いのアクセスポイントへの接続アクションを設定した"モバイル(終了)"という2つのタクスを用意し、"スイッチ"機能を用いてNFCタグに書き込むという使い方。

このNFCタグを端末にタッチすると、1回目のタッチでモバイルルータに接続し、2回目のタッチで普段使いのアクセスポイントに接続するという動作になります。

こんな雰囲気で、さまざまなタスクをNFCタグに書き込んで、かざすだけで自動実行させることができる訳です。

今回は操作の自動化にフォーカスしましたが、NFCタグには自分のブログやサイトのURLを送れたり、メールアドレスや電話番号などのパーソナルデータを送れたりするなど、さまざまな機能があります。アイデア次第では、さらにおもしろい使い方もできそうな予感。

本投稿で使用したNFCタグはいずれもAmazon.co.jpで購入でき、アプリも無料でインストール可能。"Nexus7"ユーザであれば、読み書きの仕組みは用意されているので手軽に環境を整えることができます。

興味のある方はぜひ一度お試しあれ。



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