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[Nexus7] SCR Screen Recorderを試してみる

2013年7月22日  2013年11月16日 
ついにTegraでも動くアプリが
画面をそのまま動画に落とし込むことができるスクリーンレコーダー。操作説明などには非常に便利な機能です。

けれども、技術的に困難らしくTegraデバイス向けのアプリは皆無でした。ここに来てやっとTegraデバイスOKな"SCR Screen Recorder"がリリースされたので、早速試してみることに。

アプリには無料版と有料版の2種類が用意されておりますが、無料版では、画面右上にロゴが入る、録画時間3分まで、という制限があります。それでも、動作確認として十分な時間であり、ロゴが気にならなければそのまま動画として公開することもできます。

そんな"SCR Screen Recorder"の使い方を駆け足でご紹介。

中央にあるのがコントロールパネル
アプリを起動すると、画面中央に小さなコントロールパネルがオーバーレイ表示されます。

左から、ただのアイコン(機能なし)、録画開始ボタン、設定ボタン、終了ボタンとなっております。

基本的な使い方としては、アプリを起動して録画したい場面で"Start"ボタンをタップ。必要なだけ録画して、通知領域の"SCR Screen Recorder Free"をタップして録画を停止、といった感じになります。

ファイルの保存場所はSDカードのScreenRacorderというディレクトリ。"Nexus7"なら/storage/emulated/0/ScreenRecorder/となります。ファイル形式はmp4で変更はできない様子。

設定できる項目
録画条件などを変更したい場合には設定ボタンから行います。

設定可能なのは、Audio、Resolution、Target frame rate、Hide notification icon、Image transformation、Inverted color fixの6項目。

Audioでは"Nexus7"本体のマイクを音声入力として使用するか、Muteして無音にするかを設定できます。Resolutionは動画の解像度設定。下は384×240から、最高で1280×800まで指定できます。Target frame rateは下がUp to 5fpsからMaximumまで6つから選択が可能。

Hide notification iconは有料版のみの機能。これにチェックを入れると画面右上のロゴと通知領域のアイコンが表示されなくなります。Image transformationは、動画のエンコードにCPUを使うかGPUを使うかが選択でき、Inverted color fixでは画面の色を反転させることができます。

そんなこんなで、サンプル動画を撮影してみました。この場でも再生可能ですが、ちと画面が小さいので、YouTubeのサイトへ行って再生した方がよろしいかと思われます。


ちなみにこの場合の設定は、音声→Mute、解像度→Half(640×400)、fps→Up to 15fpsとなっております。実際にやってみると分かるのですが、タッチ操作が見えないとかなりの違和感を感じる動画となります。なので、ここではタッチ操作を視覚化するためにマウスを使用しております。

もう少し質の悪い紙芝居的なモノを想像していたのですが、思っていたよりはスムーズな動画だったというのが正直な感想。もちろん、見ての通りガタガタとした動きではありますが、操作の雰囲気は伝えることができそうです。

録画中は、通常の処理に加え動画の記録とエンコードが同時進行となるため、かなり処理が重くなります。その結果、モッサリとした操作性になるのでご注意を。

また、見栄えの良い動画にするためには、事前のリハーサルと数テイクの撮影が必要となるかもしれません。

とりあえずこんなアプリがあるのだと覚えておくと、いつか役立つかも。何より、無料版でもそこそこに使えますので、興味のある方には、ぜひ一度お試しいただきたく。


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