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スイッチ付きUSBコネクタを試してみる

2014年6月25日  2014年6月25日 
機能は見たままです
近所にある100円ショップmeets.にてスイッチ付きのUSBコネクタを買ってきました。パッケージによると、コアウェーブの"CW-165USB"という製品である様子。

その機能は見たままで、USBのバスパワーをスイッチによりON/OFFすることができます。しかも、全結線仕様となっており、電力線(+5VとGND)はもちろんのことデータ線(D+とD-)まで結線されております。

なので、例えば本製品を介してPCにUSBメモリを接続した場合でも問題なく使用可能。接続中にスイッチをOFFにすれば、USBメモリを取り外したのと同じ結果になります。その行為にどれほどの意味があるかは別として、ですが。

基本的にはUSBポートから電源を取得するタイプの単純なデバイスで使用するアイテムと考えた方がよろしいかと思われます。データ転送中にうっかりスイッチをOFFにしてしまうと結構ヤバイことなる可能性もありますので。

当方では、手の届く範囲で少し離れた場所に置いたUSB扇風機の電源ON/OFFを目的として導入してみました。この扇風機のスイッチは左右にスライドさせる方式で、OFF-弱風-強風という3段階方式のため片手で操作するのは少々面倒になっております。

基本的には弱風で使用するためON/OFF操作だけが簡単になれば良く、スイッチ付きUSBコネクタが便利そうであると判断した次第であります。で、実際に使用してみたのですが、どうも具合がよろしくありません。

ON/OFFの機能に問題はないのですが、その操作フィーリングがいまひとつな感じ。見ての通りスイッチには出っ張り部分が少ないため、爪を引っ掛けるようにしてスライドさせる必要があります。

また、本製品をUSBポートに接続した場合、接地面から若干浮いた状態となるため、力を加えるとUSBポートに変なストレスがかかってしまいます。このため、強い力で押し付けてスイッチを動かしやすくする訳にもいきません。

その結果、"あまり押さえ付けず、爪を引っ掛けてスイッチをスライドさせる"という微妙な操作が要求されるようになってしまい、かえって気を使うハメに。

延長ケーブルをプラス
ハズレを引いてしまったと諦めて窓から投げ捨てるのもひとつの方法ですが、それは最終手段のために残しておくことにして、もう少し考えてみます。

最もシンプルかつ簡単なのは、USBポートから分離してしまうこと。そこで、ふと目に付いたUSB延長ケーブルをプラスしてUSBポートからスイッチを離してみました。

形状的には中間スイッチ付きUSB延長ケーブルへと変身したことになります。実際にこれを使ってみると、使い勝手はかなり良くなっており、デフォルトの状態とは雲泥の差です。

ON/OFF操作の際にはコネクタ部分を指でつまみ、親指の腹を使ってスイッチをスライドさせるだけでOK。特に注視しなくても指先の感覚だけで操作することができます。もちろん、USBポートにストレスがかかることもありません。

このように、単体での使用には少々難があるアイテムですが、延長ケーブルの追加によって改善が期待できます。なので、購入の際には同じ売場に置いてあることが多いUSB延長ケーブルもチェックしてみるのがよろしいかと。

また、中間スイッチが一体化されたUSB延長ケーブルも製品としてリリースされております。例えばルートアールの"RC-UP1SB"という製品。コスト的には上昇しますが、プッシュ方式のオルタネートスイッチが使われるなど、それなりに良いスペックとなっております。

価格的にも理不尽な設定にはなっておらず、例えば楽天市場ではこんな感じ、Amazon.co.jpではこんな感じとなっておりますので、初めからこちらを選んでしまうのもひとつの方法です。



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