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2015/12/10

[Android] Prefixerを試してみる

発呼の前にワンクッション
Nexus4向けのユーザビルド版CM13は以前にも試したのですが、その最新版は実用にしても問題なさそうなレベルの完成度となっておりました。

ただ、電話アプリを使用する際に自動でプリフィックスを付加してくれる"0063plus"というアプリが動作しません。

これが動いてくれないと、楽天でんわG-Callといった通話料金を安くできるサービスの利用が少々面倒になります。

せっかくCM13がいい感じで動いているので、ここはアプリの方で何とかしてみることに。CM13でも動作する似たようなアプリを探すという、まったく持って当たり前の方法で行きます。

楽天でんわやG-Callなどのベンダーが用意したプレフィックス付加機能付きの電話アプリを使用するのもひとつの方法ですが、インターフェースがダサかったりするのであまり使う気にはなれません。

そんなこんなでたどり着いたのが"Prefixer"というアプリ。電話アプリの発呼をインターセプトして、自動的にプレフィックスを付加してくれます。こうした動作をするため、電話アプリには自分の好みのモノを使えるのがポイント。

この"Prefixer"は、あらかじめ指定したルールに従って動作します。ルールは条件とアクションで構成され、条件と合致する場合にはアクションを実行する...ってな雰囲気。

条件には電話番号や連絡先データとの突き合わせ、日時などさまざまな項目が用意されております。また、アクションの方もプレフィックスの付加はもちろん、サフィックスの付加や文字列の置換・削除など、これまた驚くほどの多機能ぶり。

楽天でんわ用ルールを設定してみました
しかも、ルールの記述には正規表現が使えるため、電話番号の範囲指定なども簡単...ではないですが、正規表現がわかる方には論理的に行えます。

アプリは無料ですが、フル機能を使いたい場合にはアプリ内購入にてアンロックするという形になっております。問題なのは制限される機能。無料版ではルールを1つしか設定することができません。

が、ひとつのプレフィックスを付加するだけでOKなら無料版でも問題ナシ。当方の環境も今後どうなるかは不明なので、とりあえず無料版で行くことにします。

ルールの作成方法ですが、"Prefixer"のメイン画面の左下にあるプラスアイコンがルールの作成機能となります。なお、上記スクリーンショットではすでに楽天でんわ用のルールが存在しておりますが、当然のごとく初めは何もありません。

そのプラスアイコンをタップすると、ルールの追加方法を選択するダイアログが表示されますので"手動"を選択。するとルール編集画面が表示されます。

けれども、最初に表示されるのは基本的な項目のみが表示されたベーシックエディタと呼ばれる画面。項目が少ない分、簡単に使える(かもしれない)エディタとなっております。

今回は、もう少し詳細にルールを指定したいので画面の一番下にある"Advanced Editor"をタップしてすべての項目を表示させます。

あとは、必要な項目(今回は4つ)をガシガシと設定するだけ。まずは"一般"項目からタイトルの入力。これは上記画面で表示される単なる名称なので、自分でわかりやすい記述にすればよろしいかと。

この辺がアクションの項目
条件に関してはデフォルト値のままでOK。あとの3つはすべてアクションの項目となります。

まずはプレフィックスの指定。"Add prefix"をタップして、付加したい数字を入力します。例えば、楽天でんわなら"0037-68-"、G-Callなら"0063-"ってな具合。

お次は通話履歴に記載される電話番号の記述に関する設定。デフォルトではプレフィックス付きの電話番号が記録されてしまうので、"Add number to call log"をタップして"Original number"を選択します。これで履歴への記載はプレフィックスなしの電話番号となります。

最後は冒頭のスクリーンショットにある確認用ダイアログの表示設定。"Confirm call"をタップして"Dialog"を選択します。これでルールの設定は完了。ルールは項目を設定した時点でセーブされるため、保存のための操作は不要です。

あとは実際に電話をかける動作で確認するだけ。今回のルールではダイアログが表示されるので、適当な電話番号を指定してもいきなり発呼してしまうことはありません。表示されたダイアログにてプレフィックスに間違いはないか確認しておきます。

ちなみに、ダイアログ下部のボタンにて"プレフィックス"ならプレフィックス付きで発呼、"オリジナル"ならプレフィックスなしで発呼、"キャンセル"なら発信をやめて元の電話アプリに戻ります。

なお、ここで設定したルールはすべての発呼に対してプレフィックスを付ける単純なモノとなっております。MVNOなSIMを使っている場合には非常に有用ですが、キャリアなSIMなどで無料通話がある場合にはご注意を。プリフィックスを付けることによって、逆に通話料が発生してしまいます。

そこかしこに英語が紛れ込んでいたり、インターフェースが質実剛健だったりするため、少々とっつきにくい雰囲気なアプリではありますが、性能や機能に関しては間違いなく一級品。CM13でも問題なく動作するのを確認しておりますので、似たようなアプリが動作しなくなって困っている方には、一度試してみる価値はあるかと思われます。



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2 件のコメント:

匿名 さんのコメント...

個人的にPrefixerよりMultiPrefixerのほうが無料かつ日本語でわかりやすいのでお勧めです。

WHMaster さんのコメント...

早速試してみましたが、なかなかにシンプルでよさ気な雰囲気。ネタとして取り上げてみようかと思います。情報ありがとうございました。

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