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【Windows11】Libre Hardware Monitorが機能しなくなった件

2025年10月1日  2025年10月1日 
対策により正常に動くように

CPU/GPUの電圧や温度など、さまざまなセンサーから情報を集めて表示してくれる"Libre Hardware Monitor"。いつも便利に使っていたのですが、本日(2025年9月30日)の午後くらいから機能しなくなってしまいました。


その原因は?

よくよく調べてみると、どうやら同日に降ってきたWindows updateに原因がある様子。正確にはWindows Defenderのウィルス定義ファイルの更新によるものですが。

参考資料

上記参考資料によると、どうやら影響を受けたのは"Libre Hardware Monitor"だけでなく、ハードウェアの情報を収集する同種のソフト全般らしい。

「ないと何かの作業に支障が出るソフト」という訳ではないので、ソフトがアップデートされるのを待つのが正しい対処。ではありますが、まともに機能しないソフトを常駐させるのも気が引けます。

ということで、暫定的に"Libre Hardware Monitor"を動くようにしてみました。

なお、ここで紹介する対処法は、上記参考資料に書かれているとおり...
重要: この資料には、コンピューターのセキュリティ設定を低くする方法や、コンピューターのセキュリティ機能を無効にする方法を示す情報が記載されています。 これらの変更によって特定の問題を回避できますが、 変更を行う前に、特定の環境でこの回避策を実行した際に生じるリスクを評価することをお勧めします。 この回避策を実行する場合は、コンピューターを保護するために、ここに記載された処理以外にも適切な処理を実行してください。

要するにセキュリティを甘くすることで対象のソフトを動作させる方式であるため、やらないで済むならやらない方が賢明です。その辺は自己責任でひとつ。


対象をウィルス認定から除外する方法

やること自体は簡単です。見出しのとおり、対象をウィルス認定から除外するだけ。その方法は以下のとおりです。

【1】Windowsの設定を開き、"プライバシーとセキュリティ"をクリックする。

まずは設定を開く

【2】"Windows セキュリティ"をクリックする。

Windows セキュリティをクリック

【3】"ウィルスと脅威の防止"をクリックする。

ウィルスと脅威の防止をクリック

【4】新しいウィンドウで"ウィルスと脅威の防止"が開くので、内容をスクロールさせて"ウィルスと脅威の防止の設定"の"設定の管理"をクリックする。

設定の管理をクリック

【5】内容をスクロールさせ、"除外"の"除外の追加または削除"をクリックする。

除外の追加または削除をクリック

【6】"除外の追加"ボタンをクリックし、対象を指定。"Libre Hardware Monitor"の場合、ファイルが多数存在するため、フォルダを指定しました。

対象を指定

ファイルを指定した方が若干セキュリティを高められるのですが、どれが対象であるか調べるのが面倒だったため、フォルダで一括指定しています。後は再起動すればOK。

ちなみに、除外設定を削除したい場合、上記画面に登録されたモノをクリックすると"削除"ボタンが現れるので、それをクリックすればOKです。

除外設定を削除

できればやらない方がよろしいかと

上記手順を実行すると、対象のフォルダはセキュリティがゼロとなります。何かの間違いで悪質なソフトが同フォルダに入った場合、セキュリティは働かず、いいように活動されてしまいます。

くれぐれもご注意を。

また、除外指定をしたけれども、ソフト側で対応が完了した場合、事後に必要となる作業が2つあります。

  • 対象ソフトのアップデートは迅速に適用する
  • 除外指定が不要になったら迅速に削除する

こちらも、お忘れなきよう。


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