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[Android] Google翻訳(アプリ)を試してみる

2016年9月1日  2016年9月1日 
なぜに中国語?
先日のこと、海外通販にて面白そうなガジェットを購入しました。モノはまだ届いておりませんが、専用アプリは別途ダウンロードするようになっており、とりあえずインストールしておくことに。

しばらくアプリをいじっていると、いきなり中国語で記述されたダイアログが表示され、思わず固まってしまいました。英語のメッセージならまだ何とかなりますが、中国語では手も足も出ません。

冷静になってダイアログを見直してみると、かろうじて理解できるIMEIという単語を発見。思うに"端末のステータスとIDの読み取り"権限を要求しているような気配です。が、前後の文脈も不明なのでハッキリとはわかりません。

とりあえずスクリーンショットを撮影し、ダイアログに関しては無難なDenyを選択してアプリを終了。このスクリーンショットを手がかりとして翻訳方法を調べてみます。

どうでも良いアプリなら、サクッとアンインストールして忘れてしまうのですが、購入したガジェットにはこのアプリが必須であるため、どうにかしてダイアログの内容を理解しなければなりません。

いろいろと調べてみるとAndroidアプリ版Google翻訳が画像の翻訳に対応しているとのこと。とりあえずインストールしてみました。

確かに画像からの翻訳は可能だったのですが、それはカメラ機能で撮影したモノであり、ファイルとしての画像を素材として使うようにはできておりません。一瞬諦めかけたのですが「スクリーンショットを表示してそれを撮影すればいんじゃね?」ということに気付き、実行することに。

先に取得したスクリーンショットをPCに転送し、ディスプレイ上に表示。これをGoogle翻訳のカメラ機能で撮影するという方法を取りました。スマホが2台あるなら、片方でダイアログを表示させ、もう一方のスマホで翻訳する、なんて方法も可能かと思われます。

ここからはGoogle翻訳アプリにおける画像翻訳の使い方を簡単にご紹介。アプリを起動すると画面上部にテキスト入力フィールドが表示されます。その上の左端にあるドロップダウンリストが原文の言語指定となっておりますので、これを"中国語"に合わせておきます。

これで準備はOK。テキスト入力フィールドの下部左側にあるカメラアイコンをタップするとカメラ機能に切り替わります。画面中央には"ここにテキストを合わせます"というメッセージ付きの照準が表示されるので、対象となるテキストがその照準に収まるように撮影します。画面下部の赤いアイコンで示されるシャッターをタップすると撮影が完了。

瞬時に翻訳されます
撮影後は画面が静止画像に切り替わり、文字として認識された部分がグレーの四角で囲まれます。この状態で翻訳したい範囲を指でなぞって指定すれば、その部分が翻訳されるという仕組みになっております。

こちらは指でなぞった範囲が文字として認識された状態のスクリーンショット。画面上部には文字として認識された原文が、その下には翻訳結果が表示されております。

なお、この時には中国語→英語を選択したため、翻訳結果が英文になっております。

ちなみに範囲指定ですが、こちらの画像のように厳密に塗りつぶす必要はなく、ざっくりとなぞるだけで大丈夫な様子。原文表示の右端にある☓をタップすればやり直しができるので何回でも試せます。

読み取りに問題がなさそうなら、翻訳結果が表示された部分をタップして詳細画面に移行します。

やっと理解できました
詳細画面では、原文と翻訳結果の全文が確認可能。この時、画面上部の右端にあるドロップダウンリストから翻訳結果の言語を切り替えることができます。

再度の撮影や範囲指定をする必要はなく、言語を選択するだけでサクッと切り替わります。

なぜ翻訳結果を日本語にしなかったのかと言うと、単純に意味不明であったため。英語が得意という訳ではありませんが、今回に限っては日本語よりかは幾分マシな理解度となりました。

これでやっとダイアログの解読が完了。やはり"端末のステータスとIDの読み取り"権限を要求するメッセージだったようです。ここでは取り上げておりませんが、このほかに"連絡先の読み取り"権限を要求するダイアログも確認しております。こちらもしっかり中国語。

大事なメッセージをシステム設定とは異なる言語で表示してしまう時点で不信感はMAXであり、そのせいで疑心暗鬼になってしまいます。

けれども、目的のガジェットには必須のアプリであり、その権限がなければ動かないというのであればしかたあるまい。とりあえず、ダイアログの内容は理解できたので、今後の対応を考えることもできます。

結構なレアケースであるとは思われますが、画面に表示されたアプリやシステムからのメッセージが理解できない言語だった場合に役立つTipsでした。



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