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Anker PowerCore Slim 5000を試してみる

2017年7月29日  2017年7月29日 
片面はラバーシートで覆われております
スマホを使いつつ充電する、いわゆる重ね持ちをするのに適したモバイルバッテリが欲しくなりました。

要するに薄くてコンパクトな品。リチウムポリマーセルを使った製品で、なおかつ低容量モデルであれば必然的に薄くなるのですが、外装のデザインはモノによりけりです。

良く見るのは、オーバル形状のアルミニウムボディにセルと制御基板を入れて両側にフタをしました、ってな感じのフォルム。ミニマムデザイン的でよろしいのですが、今回のニーズに限っては少々の問題があります。

アルミニウム製品の多くは、美観の向上とキズ防止を兼ねて表面にアルマイト処理が施されております。なかなかに優れた仕上げ処理ではあるのですが、表面硬度が非常に高く、重ね持ちした場合にはスマホの背面にキズを付けてしまう可能性があります。

しかも、アルマイト処理されたアルミニウムは滑りも良く、重ね持ちした際に収まりがよろしくありません。さらに、ズレることによってキズが付きやすくなるという問題もあったり。

ということで、選んでみたのが冒頭の写真の品。Ankerの"PowerCore Slim 5000"です。大きな特徴となるのがそのデザインで、初めから重ね持ちを前提とした設計がなされております。

さらに、スマホと接する面にはラバーシートが装着されており、その反対側はラウンド処理で手に馴染みやすくなっております。厚みも10mmとスリムで、サイズ的には小さめのスマホといったイメージ。

そのサイズや重量、手で感じるフォルムやテクスチャにより、単体で手に持った際のスマホ感はなかなかのモノです。実物は見たことがないのですが、"The NoPhone"のように使えたりするかもしれません。

その他の仕様的なところでは、セルの容量が5000mAh。出力は1ポートのみで、お得意のPowerIQも搭載されております。また、Apple方式の急速充電にも対応します。

出力は最大2A。USB電子負荷でチェックしたところ、2.3Aを超えたあたりで安全回路が働いて出力が止まりました。

入力側も最大2Aで、インターフェースとしてUSB micro Bポートが用意されております。

側面と背面はラバーコーティング仕上げ
ということで、Nexus5での利用イメージがこちら。今ではコンパクトな部類に属するNexus5ですが、それよりも2回りぐらい小さめな感じとなっております。

重ね持ちの感じは快適そのもの。Nexus5の場合、背面が微妙に曲面なので収まりが今ひとつな感じではありますが、背面が平らなスマホであれば結構な一体感が味わえるハズ。

ラバーシートはサラサラのシリコーンゴム製なので、生ゴムのようにピタッと貼り付く訳ではありませんが、キズ防止には絶大なる効果を発揮します。側面や背面にはラバーコーティングが施されており、肌ざわりも良好。指紋や皮脂が目立ちにくいのもポイントです。

セル容量で5000mAhなので、ガッツリ充電したい場合には心もとない感じではありますが、使用可能時間を延長したいというニーズであれば、それなりには使えそう。

重ね持ちを目的として選ぶのであれば、選択肢のひとつに加えてもよろしいかと思われます。同クラスのモバイルバッテリと比べると少々お高めですが、独特のデザインに追加料金を払っているのだと思えば納得できる範囲。

実際のところですが、Amazon.co.jpならこんな感じ、楽天市場ならこんな感じ。いずれもAnkerの直販ショップなので安心して購入できるかと思われます。



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