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間柱を特定したいのだ

2010年8月30日  2010年9月11日 
壁材としてよく使われるのが石膏ボード。建材としてはスグレモノですが、面倒な部分もあります。例えば掛け時計を引っ掛けるためのネジを止めようとしてもボロボロと崩れてネジを固定できません。

間柱で反応!
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実は石膏ボード専用のネジやアンカーといった器具もあるのですが、用途や下地の状況、壁の構造などに精通している必要があり、結構面倒だったりします。

そんな時に役立つのが「ムラテックKDS スタッドチェッカー CK-1」。壁に当ててスライドさせることで、石膏ボードなどの裏側にある間柱や梁(以降は単に間柱と表記します)の位置を知ることができるというツールです。

間柱の位置に差し掛かると、本体背面の赤LED点灯と音でその位置を知らせてくれます。また、間柱のエッジ部分では先端の青LEDが点灯します。

操作自体は、壁に当ててスイッチを入れ、キャリブレーションボタンを押して、スライドさせるだけと非常にシンプルなのですが、正確に間柱を特定するためには、ちょっとコツが必要です。

壁の裏にはいろいろな物が設置されており、反応したからといってそれが間柱ではない可能性があるのです。

間柱には規則性があって、多くの場合一定間隔で並んでいます。なので、壁全体を調査してみれば目的とする位置での反応が間柱であるかどうかの判断ができます。

また、上下にも動かしてみて反応が変わるかもチェックします。上下の位置で反応が変わるなら間柱ではない可能性が高まります。

そんな作業の後、「ここだっ!」という位置を決定したら、できるだけ細い釘のように尖った物を突き刺してみます。容易く突き抜けてしまったらハズレ、逆に少し刺さってそれ以降まったく進めない場合もハズレです。最初の数ミリはサクっと刺さって、その後抵抗はあるけど刺さるという状態が正解です。まぁその見極めが難しいわけですが。

日曜大工やDIYを趣味としている方以外には縁のないツールですが、まぁこんなモノもあるということで。ちなみに価格は実売2,500円前後。通販で購入するならこちらのショップ(楽天)がお安いです。


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