炭おこしはスマートに(1)
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けれども、そんなスカスカの炭でも、意外と着火には苦労します。隣のグループが小一時間炭と格闘していたなんてシーンにも良く遭遇します。
炭おこしもバーベキューのイベントのひとつでありますが、その辺はスマートに済ませて、サクっと肉とビールにありつきたい性分のわたしは、トーチバーナーを使ってます。
見ての通り、ガスボンベにバーナー部が直結しており、着火するとすごい勢いでゴーゴーと火を吹くツールです。
写真のトーチバーナーは、本体後部に本来あるはずの火力調整ノブがありません。破損したので、撤去してしまいました。火力調整はプライヤーを使って軸をグリグリと回しております。そのうち修理をせねば。
なお、写真のトーチバーナーはアウトドア用のガスボンベを使用するタイプですが、今なら家庭用のカセットガスが使えるタイプもあるので、そちらの方が便利かもしれません。例えばこんな感じの製品(楽天リンク)です。
で、これを使った着火方法は、まずスカスカな炭の中でも、さらに燃えやすそうなクズ炭をピックアップして、風通しが良くなるように積み上げます。次にトーチバーナーに火をつけ、炭が赤くなるまで炙れば簡単に火がつきます。コツは、一点集中で狙った炭の温度を上げるイメージで火を当てることです。
ちなみに高級な備長炭は異常に火付きが悪く、初心者にはオススメしません。しかも、トーチバーナーをもってしても着火は困難、というかほぼ不可能。そいういう炭を使う場合には素直に「炭おこし器」を使いましょう。
つづく。
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