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防災グッズ考察(1)

2010年9月11日  2011年7月29日 
最初に必要なもの
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9月1日は全国的に防災の日だったわけですが、少し遅れてその辺のお話など。

例えば大地震によりライフラインが寸断されてしまった場合、最初に考えるべきは飲料水の確保です。

食料なら手近なところで比較的簡単に見つかるでしょう。いざとなったら絶食しても数日なら何とかなります。

しかし、水は命の源(みなもと)であり、欠かすわけにはいきません。体内の水分がある程度失われてしまうと、生命活動の維持が難しくなってしまうのです。

地震の発生後、数日で給水車などが来てくれるハズなので、それまでを何とかして耐えなければなりません。

人は1日に3リットルの飲料水が必要であると言われています。家族がいるなら、3リットル×人数分をどう確保するか。それが問題です。

わたしは、携帯型浄水器で何とかしようと考えました。風呂とトイレのタンク内に利用できる水があるためです。風呂は、後で洗濯に使って水を有効活用しようというエコ(またはケチ)な考えで、入浴後にも排水しないで溜めてあるのです。

運悪く洗濯中や直後に地震が発生したらアウトですが、そうでなければ180リットル近い水が確保できます。けれども、そのまま飲むのは衛生的によろしくないので、携帯型浄水器が必要となるわけです。

first need DX
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そのために購入したのが、米国General Ecology社の「first need DX」。家庭用浄水器として有名な「シーガルフォー」をリリースしているメーカーと言った方が分かりやすいかもしれません。

超というほどではありませんが、わりとコンパクトで、浄水能力も上々ということで決めました。 少し古いデータですが、国民生活センターのテストでも良い評価を得ています。

使用方法は、本体から伸びるホースを浄水前の水に入れ、青い本体の横に付いているポンプのレバーを動かすと、下のボトルにキレイな水が貯まります。

浄水速度は毎分約1リットル。少々疲れますが、いざとなったら文句は言っていられません。フィルターの寿命は比較的きれいな水で使用して約500リットルだとか。

ちなみに、ボトルは別売で、わたしはアウトドア用ボトルメーカーの老舗「Nalgene(ナルゲン)」の広口ボトルを使ってます。

というか元々「first need DX」がナルゲンのボトルと組み合わせて使うようデザインされているのです。まぁ、ボトルがなくても浄水機能に問題はありませんが、あった方がポンピングが楽にできます。

災害用としてはもちろん、アウトドアでも使用可能。持っていれば安心できる装備です。なかなかレアな品なので、お求めは通販がよろしいかと。こちらのショップ(楽天)などオススメです。


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