炭おこしはスマートに(2)
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着火材として使った新聞紙でパタパタやるのはいただけません。かと言ってドライヤーよろしく電池式のブロアファンで風を送るのも趣(おもむき)がありません。体力のある方には火吹竹もオススメですが、ここで使うべきはズバリこれです。
画像左側の2つの突起部分を持って閉じたり開いたりすると先端から風が出る、いわゆるフイゴです。
BARBEQUEの文字に牛の顔、そしてロープという謎のプリントがなされています。そして、先端のブリキ板は裏に模様があり、お菓子の缶であったことが想像されます。このチープ感が哀愁を誘います。
けれども性能はなかなかよろしく、ピンポイントで風を送れるので効率的。しかも、火の前で作業をすることでワイルドな男の子感をさらに高めてくれます。
種火のそばに新しい炭を投入し、こいつでシュコシュコやればOK。体力も使わないので疲れません。やりすぎても無駄に炭を燃やしてしまうだけなので、適当に火が回ったら後は食事に徹します。
ちなみに「炭は熾火(おきび)になってから」なんて言われたりしますが、それは高級な炭のお話。スカスカの安い炭は普通に燃え尽きてしまうので、火が出ているうちから調理を始めてしまいましょう。
なお、スカスカな炭は火の持ちも悪いので、火力を維持するためには次々と新しい炭を投入しなければなりません。「朝から晩までバーベキューを楽しみたいのだ」という方は、着火用にスカスカの炭を、火力維持用に高級な炭を、と使い分けるのが良いかもしれません。
半分冗談のようなツールですが、こんなモノでも欲しいと思われた方には、こちらのショップ(Amazon)
バーベキューネタ、つづきます。
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