消費電力を見える化してみる
![]() |
クリックで拡大 |
個別スイッチ付きコンセント×3、常時給電コンセント×2、ブレーカー&容量オーバーお知らせブザー、雷サージ吸収素子など、電源タップとしては良い装備です。
なんといっても特徴的なのが、本体中央に位置するワットメーター。いわゆる消費電力計が搭載されております。
写真はドライヤーを使用した際の消費電力をチェックしたもの。盛大に電気を消費しているのが直感的に理解できます。無意味にいろいろな電化製品の消費電力を測りたくなります。ガジェット好きにはたまらない製品でしょう。
一通り遊んで我に返ると、ある疑問が浮かびます。そも電源タップというのは日陰の存在であり、テレビの裏や机の下など、見えない部分に追いやられてしまう立場です。しかしながら、本製品のウリであるワットメーターは、見えるところにあるからこそ意味のあるもの。
「では、このタップはどのような場所に設置するのだ?」
一番ありそうなのは、PC用の電源タップとして、周辺機器の個別ON/OFFができるように...ってな感じでしょうか。今ひとつ使い所の難しい製品かもしれません。
もちろん、電源タップとしても良い製品で、どこに設置しても良く働いてくれるでしょう。値段的にも通常の5個口タップとさほど変わりありません。
でも、その特性を最大限に活かせる場所が少ないのです。ガジェットとしてはかなり面白いのですが...。
このタップ、サンワサプライの直販ショップ「サンワダイレクト」の専売品なので、購入はおのずと通販になります。例えばこちら(楽天)。2,000円以上で送料無料になるので結構オトクです。
***Edit***
2010/09/18
すっかりと書き忘れていましたが、搭載されているワットメーターは5W以下に反応しません。なので、ACアダプタなどあまり電力を消費しない機器には不向きです。そも計測器ではないので仕方のないところだとは思いますが、少し残念なところ。
さらには、パッケージでは省エネをアピールしているのに、ワットメーターが常時電力を消費するとはどういう事かね? という気がしないでもありません。
コメント