M-241をぶらさげる+α
が、さすがに手首を通して使用するストラップでは長さがありすぎて、具合がよろしくありません。そんなわけで、ヨサゲなストラップを探してみることに。
そうして見つけたのがABITAXの「4616 Snaphook Strap」でした。こちらの投稿で紹介している灰皿と同じメーカーの製品。ストラップとしては少々お高めですが、それなりの理由があります。
よくよく見ると分かるのですが、ヒモの部分が樹脂製のフック部分とほぼ同じ長さになっており、そのままでは装着することができません。これにはちょっとした仕掛けがあって、ヒモの付け根にある金属パーツが外れるようになっております。
ヒモだけの状態で「M-241」のストラップホールに通しておいて、最後に金具を連結させるわけです。金具は押しながら回さないと外すことができないため、不用意に外れてしまうことはありません。なかなか良くできており、値段にも納得できる感じです。
これなら、フック部分でいろいろなところに引っ掛けることができ、ヒモが短くあまりブラブラしないため「M-241」に最適です。ちなみに、先の製品ページに出ている4種の製品では、金具部分に互換性があるため、別のモノを購入して用途によって使い分ける、なんてことも可能です。
店頭ではあまり見かけない製品なので、購入は通販が便利かと。Amazon.co.jp
■蛇足
GPSで思い出したのですが、GPS衛星には原子時計が搭載されており、GPSデバイスではその情報を参照することができます。実際にGPSを時刻合わせ専用に使うハードウェアなどもありますし。
で、GPSが利用可能なPCなどでは、ソフトウェア的にGPSで時刻合わせをしてくれるツールが利用できます。例えばPCでは「Satk(さとくん)」というソフトが、Androidでは「GPS Time」というアプリがリリースされております。
PCの方はntpで事足りているので、Androidの「GPS Time」を試してみました。
けれども、Bluetooth GPSである「M-241」を使用する限り、うまく動作しないようです。おそらく、GPSを内蔵する機種であれば動く可能性も高いと思うのですが...モノがないので検証できません。
うまく動けばGPS時刻合わせができて便利かもしれません。GPS内蔵のAndroid端末を使っている方はお試しあれ。
■蛇足2
時刻といえば、東日本大震災(というか東京電力の原発事故)の影響により、東日本をカバーする「おおたかどや山標準電波送信所」が現在停止しております。このため、ウチで使用しているいくつかの電波時計で時刻合わせができにくくなっております。
「できない」ではなく「できにくい」と表記したのは、西日本をカバーする「はがね山標準電波送信所」は問題なく運用されており、そちらの電波に対応した機器で、なおかつ九州から1,000km以内であれば、標準電波を受信できる可能性があるためです。
ウチでも数日前に受信を確認しています。けれども、いつもというわけではなく、環境条件によって左右されるようです。また、ハードウェアによっても変わるようで、壁掛けで使用しているシチズンの時計は比較的良く受信してくれますが、確か両方の電波に対応しているハズのカシオの目覚まし時計ではさっぱり受信してくれません。
時計の表示が数秒ズレたとしても実生活に大きな影響はないのですが、そんな事とは無関係に原発事故の早期収束を祈りたいところです。
なお、標準電波の停止に関する経緯や対策などは、日本標準時プロジェクトのWebページも参照してくだされ。
***EDIT***
2011/4/22
「おおたかどや山標準電波送信所では、福島第一原子力発電所の周辺地域を対象に避難指示が出されたことを受け、標準電波の送信を3月12日19時46分から停止していましたが、必要な措置を実施し、4月21日13時54分に暫定的に送信を再開しました。」だそうです。
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