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PS3コントローラ用ACアダプタを使ってみる

2011年5月15日  2011年12月30日 
SONYとPSのロゴ付きです
YLODの発生以来、何となく排熱的に不利なラックにPS3を押し込めてしまう気になれず、縦置きの状態で床に置いています。これにより、ケーブルの取り回しも変更することになりました。

ところが、ラックに固定していたUSBハブを経由する外付け用HDDのケーブル長が足りなくなり、コントローラ用のUSBケーブルをそちらに回すハメに。

手元には短いUSBケーブルしかなかったため、ゲームの最中にDUALSHOCK3のバッテリが無くなった場合、充電のためにゲームを中断するか、充電中はバックアップ用のSIXAXISに切り換えて遊ぶという変則的な運用に。けれどもゲームを楽しむには振動機能が必須なので何とかしたいところです。

最もお手軽なソリューションは、もう一本長めのUSBケーブルを購入する事ですが、それでは面白くないので、純正の充電器「CECH-ZA1J」を買ってみました。

充電器と言っても、機能的にはいわゆるUSB-ACアダプタです。けれども「CECH-ZA1J」には少しだけ特殊な機能が搭載されております。それがUSBホスト的な機能。

DUALSHOCK3やモーションコントローラなどでは、充電のためにUSBポートを使用するのですが、USBホストと通信が成立して初めて充電を開始する仕様になっております。このため、5V電源ラインのみが利用可能なUSB-ACアダプタでは充電することができません。一般的なUSB-ACアダプタのほとんどがこのタイプです。

けれども、「CECH-ZA1J」にはUSBホスト的な機能が搭載されているため、問題なく充電が可能となる訳です。

この機能以外は、ごく普通のUSB-ACアダプタです。一応、PS3専用の周辺機器と位置付けられておりますが、定格5V/500mAというUSB規格に沿った仕様となっており、自己責任の上で普通にUSB-ACアダプタとして使用できます。

入力側にはAC100V用のメガネコネクタが用意されており、コンセントから少し離れた場所にも設置できます。サードパーティ製の充電器では、コンセント直付のタイプが多いのですが、この辺は好き嫌いが分かれるところでしょうか。

また、サードパーティ製品では、ACアダプタからミニBタイプのコネクタが付いたケーブルが直接生えており、まさにPS3のコントローラを充電するためにしか使用できません。その点、「CECH-ZA1J」なら、一般的なUSBポートであるため汎用性が高いわけです。これが「CECH-ZA1J」を選んだ理由であります。

USBポートは2つ用意されているので、外付けの2.5インチHDDケースなどに付属してくるY字型のUSBケーブルを使用すれば、充電のために大電流を必要とするデバイスの充電も可能となります。

Y字型のUSBケーブル
こちらがそのUSBケーブル。不自然な場所から伸びている細い方のUSBコネクタは電源ラインだけが繋がっています。両方のコネクタをそれぞれUSBポートに差し込むことで、並列に給電することができ、500mA×2の1000mAまで耐えられようになる、という訳です。

もちろん、これはメーカー非推奨な使い方ですので、しつこいようですが使用に当たっては自己責任でひとつ。

メーカーの純正品ということもあり「CECH-ZA1J」は似たような機能を提供するサードパーティ製品よりも高価になっております。けれども、その機能に納得できるなら買って損はありません。通販でのお求めなら、比較に便利な楽天市場、あるいはAmazon.co.jpあたりがよろしいかと。


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