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熱中症の危険度を「見える化」してみる

2011年8月8日  2011年8月21日 
今日も厳重警戒レベルです
自宅には一般的な温度・湿度計があるので数値として確認できるのですが、近くに住んでいる親の方はその辺に興味がないらしいので、タニタの「簡易熱中症指数計」を贈ることにしました。

製品には、デジタル版(TT-544)、小型アナログ版(TT-545)、大型アナログ版(TT-546)と3種類が用意されております。ちなみにカッコ内は型番。

デジタル版は電波時計としも使え、熱中症の危険度をアイコンで示す、危険な状況になるとアラームが鳴る、など高機能なのですが、その分お代も高めです。

一方アナログ版は、温度計と湿度計の機能が備わっており、2つの針の交点で熱中症の危険度が読み取れるデザインになっております。もちろん、目盛もプリントされているので一般的な温度計や湿度計としても機能します。

欲しかったのは、熱中症の危険度を「見える化」してくれる機能なので、とりあえずはアナログ版で問題なし。2機種の機能は同等なので、後はサイズと設置方法で選択するだけです。

小型アナログ版は、壁掛け・据え置きの両対応でスタンド付属。しかもお代は安め。一方の大型アナログ版は壁掛け専用で、少しだけお高め。どう使うかは使用者に任せるとして、小型アナログ版を買ってみました。

で、モノが届いたので、検品と称して中身をチェックしてみます。サイズは確かにコンパクト。どこにでも置けそうな雰囲気です。

温度や湿度を示す針は偏心配置となっており、各数値は時計のように円周状には並んでおりません。これが簡易熱中症指数計としてのキモな訳ですが、温度・湿度の数値を知りたい場合にはちと見づらいかも。

また、盤面が小さいので仕方ありませんが、プリントされている文字類も小さめです。お年寄り向けに見やすさを重視するなら、大型アナログ版の方がベターかもしれません。この辺に関しては後日、使用感をリサーチしてみたいと思います。

本体裏面とスタンド
スタンドには突起があり、本体を置く際にはこの突起がガイドとなるため、正しく収まります。しかも、スタンド上で動いてしまうこともありません。けれども、付属のスタンド自体が軽量なため、安定性はイマイチかも。

熱中症の危険度が知りたい場合には、2つの針の交点の色をチェックするだけで良いのでとても簡単です。

しかも色は青→黄色→オレンジ→赤と、徐々に警戒色に変わるグラデーションとなっており、わざわざ文字を読むまでもなく、瞬時に危険度を察知できるという訳です。

この辺は良くできており、熱中症の危険度を知りたい場合においては、先の文字サイズは問題にならないかもしれません。

あと、購入前には考えもしなかったのですが、アナログ版では電池を必要としません。このため、ほぼメンテナンス・フリーで使うことができます。機械モノが苦手な方には、簡単・シンプルな方がよろしいので、ウチの親にはピッタリです。

まだまだ暑い日が続きそうなこの季節。祖父母や両親へのプレゼントにいかがでしょ?

単なる経験則ですが、この手の商品は通販の方がお得に購入できたりします。例えばAmazon.co.jpならこんな感じ、楽天市場ならこんな感じになっております。

***Edit***
実際の使用感を聞いてきました。「全体的に小ぶりなので近くまで寄らないと見えない」とのこと。やはりお年寄り向けには大型アナログ版(TT-546)の方がよろしいかもしれません。


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