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プレーンテキストをペーストしたいのだ

2012年2月21日  2013年5月5日 
属性をいちいち解除するのは面倒
例えばWebブラウザで文字列をコピーしてMS Wordにペーストした場合、文字サイズや装飾などの属性も一緒にペーストされてしまいます。それはそれでありがたい場合もあるのですが、個人的にはそうでないことの方が多いような。

上記ソフトの組み合わせなら、「形式を選択して貼り付け」またはショートカットの[alt]+[e]→[s]で対処可能ですが、数が多いとかなり面倒です。

そんな不満を解消するため、これまでは『テキペ21』というWindows用のフリーウェアを使ってたのですが、先日リリースされたジャストシステムの『JUSTインターネットセキュリティ』をインストールしたところ、正しく動作しなくなってしまいました。

『JUSTインターネットセキュリティ』を一時停止すると動作も元に戻ることから、こいつが原因かと思われるのですが、追求するのも面倒なのでしばらく放置です。気分転換も兼ねて似たような別のソフトを探してみることに。

すると『PureText 2.0』なるソフトの情報をキャッチしました。試用してみたところ、これが結構いい感じだったので、軽くご紹介など。

まず、動作環境ですが、驚きのWindows95~Windows7対応。物凄く大雑把な書き方ですが、変更履歴を見るとNTや2000にも対応している様子。ひょっとしたら残っているかもしれないレガシーなOSのユーザにはありがたい仕様であります。

この『PureText 2.0』、システムトレイに常駐するタイプとなっており、起動するとタスクバーの右側に「PT」と書かれたシンプルなアイコンが登場します。システムの起動時に自動で立ち上がるようにもできる(ような)ので、頻繁に使用する方にも便利です。

実際の使い方ですが、コピーしたい文字列を選択してキーボードの[ctrl]+[c]、あるいはマウスの右クリックでコピーするのは共通ですが、その後の動作にいくつかの方法が用意されております。

まずは、マウスオペレーション主体の方法。システムトレイにある「PT」アイコンをマウスで(左)クリックすると、クリップボード内のテキストがプレーンテキストに置き換えられます。後は通常のペースト操作でプレーンテキストが貼り付けられます。

続いてキーボード主体の方法。標準では[windows]+[v]に割り当てられておりますが、この組み合わせをホットキーとしてプレーンテキストをペーストすることができます。もちろん、設定によりホットキーの変更は可能。

無変換キーを設定してみた
システムトレイの「PT」アイコンをマウスで右クリックするとメニューが開くので、そこから「Options...」を選択すると、こちらの設定画面が開きます。「Key:」のドロップダウンリストと、その右にある3つのキー(Control/Shift/Windows)の組み合わせで指定します。

こちらでは[ctrl]+[無変換キー]を設定してあります。ちなみに、キーボードが日本語表記のため、リスト内にそれらしき名前が見つけられない場合、「Capture the next key typed」ボタンを押してから、設定したいキーを(Control/Shift/Windowsを除く)押してあげればOKです。

なお、[ctrl]+[v]はシステムで使用されるため、この組み合わせを含むコンビネーションは指定できません。例えば[ctrl]+[shift]+[v]など。

逆に[ctrl]+[v]を押した場合、クリップボード内の属性付きテキストがそのままペーストされるので、『PureText 2.0』を起動したままでも普段通りに使えるというメリットはあります。

「プレーンテキストをペーストしたいのだ」とお考えの方に、割とお勧めのツール紹介でした。



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