さまざまな物や事に関する、役に立ったり立たなかったりするテキストが綴られるブログ。

壊れるとブルーになる家電

2012年3月6日  2012年3月6日 
請求書と領収書
何であれ、愛用の家電が壊れるとブルーな気持ちになるものです。が、この機器の場合、波状攻撃的にショックが訪れるためいっそう落ち込みが激しくなります。それが冷蔵庫の故障という現象。

我が家で使用しているのはシャープの『SJ-PA35G』という機種で、2003年の8月に購入したモノです。

事の始まりはありふれた普通の朝でした。何気なく冷凍庫の扉を開けてみると、自動製氷の氷が落ちる部分に水が溜まってチャポチャポしております。庫内に手を突っ込んでみても冷気を感じません。溜まっていた水は氷が溶けたものであることには間違いなさそう。

以前にも同じ冷蔵庫で2時間ほどの停電を経験したことがあるのですが、その時は氷が溶けることはありませんでした。おそらく昨晩からおかしかったのでしょう。とりあえず、水分を除去した後、原因を考えみます。

まず、疑ったのは半ドアであった可能性。念のため温度調節用のダイアルをグリグリと回して接触不良の可能性を除去しておきます。そして、何回かドアを開け閉めしてきちんと閉まっていることを確認して様子をみることに。

冷蔵庫からはファンが回転するような軽い動作音がしており、もしかしたら何事もなかったかのように冷えるかもしれません。

しばらく待ってから、期待を込めて扉を開けてみると...冷えておりません。次にできそうなことと言えば、リセットをかけるぐらい。冷蔵庫用コンセントのブレーカーを落とし、冷蔵庫を完全に停止させます。すぐに通電するとコンプレッサーに負担がかかるらしいので、10分程待ってから再び通電。

しばらく待ってから、期待を込めて扉を開けてみると...やっぱり冷えておりません。もう素人の手には負えない故障であると認識できます。が、すでに日は落ちており、サービスセンターへの連絡は翌日に持ち越しです。

故障が判明した時点で結構ブルーになっていたのですが、その後さらに追い打ちがかけられます。

もう少し早く気付いたならクーラーボックスに避難させることもできたのですが、すでに冷却不良からかなりの時間が経過しており、多くの食品を捨てるハメに。

もちろん、晩御飯としてできるだけ調理する方向でやりましたが、保存されていたモノをすべて食べきれるハズもありません。モッタイナイやら悔しいやらで、さらにブルーな気分になります。

日付が変わって翌日、サービスセンターに連絡を取ると「明日の訪問になる」とのこと。まぁ当日は無理でしょう。ダダをこねれば何とかしてくれるかもしれませんが、すでに多くの食品は処分してしまっており、明日でも問題はありません。

そして次の日、サービスマンが来訪。基本的な動作確認はもちろん、温度調節ダイアルと扉の開け閉めを組合わせた裏コマンド的な操作をしたり、裏蓋を開けてチェックしたりしておりました。

診断結果は「コンプレッサーが動作していない。とりあえず制御基板を交換して様子を見たい」とのこと。見積金額は1.5万円ほど。

これでダメったらこの代金は無駄になるのかしら? と心配して聞いてみると「交換しても直らなかったら元に戻すので基板代金はかからない」とのことで、とりあえず安心。

けれども「コンプレッサー自体の故障だと5万円ほどかかるかも」などと怖いことを言ってくれます。

基板は用意していたらしく、その場での交換となりました。祈る気持ちで見つめます。サービスマンが電源を入れると、明らかに先ほどまでとは異なる音が。「!」これは期待できそうな雰囲気です。

しばらく様子を見ていたサービスマンも「コンプレッサーは問題なく、原因は基板の故障でした」と報告。という訳で、冷蔵庫が無事復活。かかった費用は以下の通りです。

基板代金 5,145円
技術工料 7,980円
出張費 2,310円
--------------------
合計 15,435円

この程度で済んだのは「不幸中の幸い」と思うことにしましょう。ちなみに支払いにはカードも使えるとのことでしたが、今回はサクッと現金払いで。

今回は何の前兆もなく、予見することはほぼ不可能でしたが、もし冷蔵庫から変な音がしたり、冷え方がおかしかったりした場合、迅速にサービスセンターに連絡した方がよろしいのだ、と思い直した一件でありました。



ー記事をシェアするー
B!
タグ

コメント

ブログ検索
人気の投稿
お知らせ

当ブログのページには、アフィリエイトプログラムのリンクが含まれる場合があります。

管理人への連絡は...
・上部メニューバーの"Renraku"(PC版)
・ハンバーガーメニュー内の"Renraku"(スマホ版)
...のいずれかをご利用ください。

ラベル
新着投稿