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[A100] Nintendo Wireless Keyboardを試してみる

2012年5月30日  2013年5月5日 
裏には任天堂ロゴや技適マークがあります
任天堂謹製のキーボードが付属する"バトル&ゲット ポケモンタイピングDS"がAmazon.co.jpにて投げ売り状態だったのでひとつ買ってみました。

製品にはシロとクロがあったのですが、何となくクロを選択。同梱のキーボードも黒色となります。DS用のソフトは触っていないで、コンテンツに相違があるかは確認しておりません。

付属のキーボードは、Bluetoothのワイヤレス接続に対応しており、Nintendo DS以外にも、HIDプロファイルをサポートするデバイスで使用可能とのこと。これならばいろいろと活用できそうな雰囲気です。

サイズは、W264mm×D113mm×H20mmで、重量は電池込みで約300g。キーピッチは17mmとなっており、コンパクトなサイズではありますが、机に置いて使用する真っ当なキーボードとなっております。

キーはアイソレーションタイプですが、各キーには微妙に凹みが付けられおり、丁寧に設計されている様子が伺えます。また、表面は梨地仕上げとなっており、プラスチック感丸出しの安っぽさはありません。

キータッチはペコペコした感じですが「劣悪」というほどひどくはありません。慣れれば問題なく使用できそうな雰囲気。キーピッチも確保されており、タイピングはしやすいと思われます。

個人的にはキーボードの角度が調整できると嬉しかったかも。標準の状態は寝過ぎな気が。ただ、キータッチと同様、こちらも感じ方には個人差があると思われます。

電源には単3形乾電池×2本を使用。家中を探せばすぐに出てきますし、イザとなればコンビニや駅の売店でも簡単に入手できるのはありがたいところ。ちなみ、電池寿命は1,500時間もあるのだとか。

このキーボードで唯一の不満は、インジケータの類が一切存在しないという点。Bluetooth接続の状態はもちろん、電池の状態すら確認することができません。コストダウンの"たまもの"なのかもしれませんが。

という訳で、実際に"iconoa tab A100"で試してみることに。まずはペアリングから。キーボードの[Fn]キーを押しながら電源をONにするとペアリングの待機状態となります。この状態で、A100側からBluetooth機器を検索すると"Nintendo Wireless Keyboard"がリストアップされます。

追加された"Nintendo Wireless Keyboard"をタップすると、「xxxxのPINコードを入力せよ」というメッセージが表示されるので、キーボードから指定された数字を入力して"Enter"を押せばペアリングは完了です。

ペアリングは最初の1回だけで大丈夫。次回以降はBluetoothをONにして、キーボードの電源を入れ、適当にキーを叩くと接続されます。ただ、少々待たされるので、PINコードを入力した時の操作と同様、リスト内の"Nintendo Wireless Keyboard"をタップするとすぐに接続されます。

続いてソフト的なセットアップなど。日本語入力システムには、たまたまインストール済みだった"日本語キーボード For Tablet"を使用しています。

実際に入力してみました
"Nintendo Wireless Keyboard"のための設定としては、"ユーザインターフェース"の"キー配列"を"日本語キーボード"に、"ハードキーボード"の"ハードキー配列"を"日本語キーボード"に指定すればOK。

半角/全角キーによる切り替えはもちろん、記号類もそのまま入力されます。

Androidタブレットである"iconoa tab A100"で問題なく使用できたので、他のデバイスでも試してみることに。PS3、Windows PCと立て続けに試してみましたが、これらの機器でも問題なく使用可能でした。

さらに、Android→PS3→PCと試した後で、再びAndroidを試してみると普通に使えます。どうやら"Nintendo Wireless Keyboard"ではマルチペアリングがサポートされている様子。3つの機器しか試していないので、何台までペアリングを保持できるかは不明です。

どの機器の入力デバイスとして機能するかは、接続を試みた先着順になる様子。場合によっては、目的とするデバイスで使用するために他のペアリング済みのデバイスの電源を落とすといった措置が必要になるかもしれません。

購入価格が安かったということもあり、"Nintendo Wireless Keyboard"の満足度は非常に高くなっております。特にBluetoothキーボードの購入を考えているならイチオシの製品。

どこの馬の骨とも分からない"怪しい"ノーブランド製品よりは、高い品質と信頼性が期待できます。興味のある方は、投げ売り状態の今のうちにゲットしておくことをお勧めします。



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