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ペンシルホルダーを買ってみた

2012年12月10日  2016年3月1日 
深みのある青が良い感じです
最後に鉛筆を手に取ったのはいつのことだったか思い出せないほど疎遠になっておりますが、唐突にペンシルホルダーを買ってみました。

ペンシルホルダーというのは、削りこんで短くなっ鉛筆に装着することで全長を伸ばし、握りやすくする補助軸。実にエコロジーかつ便利なアイテムです。

モノはSTAEDTLERの"900 25 Limited"。以前から興味はあったのですが、なんとなく手を出さずにおりました。けれども、偶然に発見してしまった限定版にクラクラと来てしまい、脊髄反射的に購入してしまった次第であります。

機能自体は通常版とまったく同じですが、ナイトブルーと呼ばれる青色で仕上げられており、ボディには"900 25 Limited"の文字が光っております。そして3000本の限定生産でありながら、価格は通常版と同一。後から冷静になって考えても、これを買わない理由が見つかりません。

実際にモノを手に取ってみても作りの良さを感じます。いわゆるコーポレートカラーである明るい青とは異なりますが、深みのある青色は発色も美しく、グリップ部のナーリングは繊細でありながらエッジはしっかりと立っており、ホールド感のある手触りが楽しめます。

とは言え、これを買ったからと言って鉛筆を機会が増える訳でもなく、このままでは宝の持ち腐れ。そこで静電容量方式のタッチパネルで使えるタッチペンとして使ってみることにしました。

このペンシルホルダーのボディにはアルミ素材が使用されており、未加工でタッチペンに仕立てることができます。後は、肝心のペン先部分を作ってあげればOK。

そのために必要なのが導電スポンジです。電子工作に親しんでいる方にはお馴染みのアイテムですが、ICなどパーツを静電気から保護し、同時に物理的な足曲がりを予防するための保護材。これを適当に丸めてタッチパネルに触れてみるだけでも操作可能であることが分かると思います。

幸いにして導電スポンジは何かのICを買った時の付属物が手元に転がっており、これを使うことにしました。作り方は簡単で、基本的には丸めてペンシルホルダーに収めるだけです。

アバウトにやったので少々不細工に
本気でやるならカット形状に工夫を凝らしたりもするのですが、今回はテストとしてアバウトにやってみます。

1cm×2.5cmぐらいの長方形に切った導電スポンジをペン先っぽくすぼめつつ丸めてペンシルホルダーにセット。これだけの簡単作業ですが、タッチペンとしてきちんと機能します。

指での直接操作には若干劣りますが、ウチの"Nexus7"で試した限りタッチパネルの追従性も問題ないレベル。逆にピンポイントのタップや手書き文字入力などは指先よりも良好なフィーリングです。

ただ、本来の用途と異なるため、導電スポンジの耐久性にはあまり期待できそうにありません。そうなったら、新しいペン先を作って交換すれば良い話ではありますが。

導電スポンジが手元にあるという方には、他の金属製ペンシルホルダーでもOKなのでお手軽に製作可能。それでいて結構使えるタッチペンになったりするので、一度お試しあれ。

「そんなの持ってない」という方には、通販での購入も可能。例えばAmazon.co.jp楽天市場などなど。これならば飽きるほどペン先が作れることでしょう。

ペンシルホルダーの方は、Amazon.co.jpならこんな感じ、楽天市場ならこんな感じとなっております。限定版をご希望の方は、数に限りがあるので急ぎ目で動いた方がよろしいかもしれません。



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