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網戸を張り替えてみる

2013年5月27日  2013年5月27日 
こいつのおかげで面倒なことに
夏も近づく今日このごろ、本格的なシーズンを迎える前にいろいろと準備をしなければなりません。けれども、今年はいつも以上に入念な準備が必要です。

その原因は、昨年秋から同居を始めたネコ。これまでは、窓を開け放って網戸を閉め、虫などの侵入を防ぐだけでOKだった訳ですが、今年からはネコの脱走にも気を配らなければなりません。

網戸の開け閉めだけならサッシの簡易ロックで防ぐことができるのですが、網そのものを破られてしまってはシャレになりません。ということで、急遽対策を施行することに。話は簡単で、丈夫な網に張り替えるだけです。

いろいろ調べてみると、その名も勇ましい"ペットディフェンス"という交換用の網を発見。素材にはビニールコーティングされたポリエステルが使用されており、爪によるひっかきに強く、また爪を傷めにくいのだとか。なかなかに良さげです。ということで、これを試してみることに。

近所のホームセンターを調査したところ、季節柄かすぐにモノが見つかりました。カラーは、グレーと黒の2種類が用意されているのですが、今回は網戸の下半分のみを交換する予定なので、現状の白っぽいネットに合わせてグレーを選択。

敷かれているのがペットディフェンス
また、網戸の張り替えを自分で行うためには、網以外にもいくつか必要となるアイテムがあります。

絶対に必要なのがひょろ長い"網押さえゴム"と、これを溝に押しこむための"ローラー"(緑色のアイテム)の2点。また、必須ではありませんが、網戸専用のカッター(濃いグレーのアイテム)があると網をカットする際に効率的に作業できます。

"網押さえゴム"は、網をフレームに固定するための使用するモノ。いくつかのサイズがあり、網戸のメーカーや種類によって異なります。なので、交換予定の網戸から現在使用中の"網押さえゴム"をちょっと引き出してカットし、これを持参すると確実です。長さに関しては、約7mで掃き出し窓×1枚分となっているようなので、必要枚数に合わせて購入しておきましょう。

重要なのは、"ペットディフェンス"の場合、オリジナルよりも1サイズ細いタイプを選ぶこと。網自体が厚くなっているため、オリジナルと同じサイズを選んでしまうと、ゴムが溝に入らない可能性があります。

作業手順に関しては、製品のラベルに方法が記載されておりますが、分かりづらい部分がありますので少々補足など。"網押さえゴム"は、元から付いていたモノと同じ長さ(1周分)にカットし、さらに二等分しておきます。

一般的な網戸の場合、1本の"網押さえゴム"をぐるりと1周させて網を固定するのですが、"ペットディフェンス"の場合、2本の"網押さえゴム"を使用使用するためです。例えば、1本目で左辺を固定し、続いて2本目で右辺を固定。その後、左辺の余った部分で下辺を、右辺の余った部分で上辺を固定するといった具合。

実際の作業については、結構な重労働となります。網戸の下半分を1枚交換しただけでヘロヘロに。もちろん、これは各人の体力によりますが、それなりの覚悟と準備はしておいた方がよろしいでしょう。

下がペットディフェンスの網
下半分だけ貼り替えた網戸を元に戻し、通常運用を開始してみての感想ですが、網の繊維が太くなったのに加え、20メッシュ相当と網の密度自体も上がっているため、外の景色の見え具合は少々悪化しました。

特に夜など室内の方が明るい状態では、室内からの光の反射が多くなり、さらに見えづらくなります。この辺は性能とのトレードオフなので仕方のないところかと。

作業の途中で網をカットした訳ですが、サクサク切れるという感じはなく、バツバツ切れる感じで堅牢性を実感できました。それでいて、表面は柔らかなビニールコーティングが施されており、爪を痛めることもなさそう。また、触感もツルツルなので、そも爪を立てる対象にはならないかもしれません。

元々網戸に興味を示さないウチのネコですが、外にスズメなどが来た場合にはエキサイトして網戸に襲いかかる可能性があります。その際の保険としては、物理的にも気分的にも効果がありそう。

張り替え作業は少々の手間ですが、柵のように網戸の前に何かを設置する訳でもないので見た目がスマート。しかも、季節の変わり目で何かを片づけたりする必要もありません。もちろん、特別なメンテナンスも不要。その意味では、かなり高い満足度となっております。

DIYを苦手とせず、なおかつペットと同居しているという方にはお勧めのアイテムであります。

この"ペットディフェンス"を製造しているダイオ化成(株)は、ホームセンターでもよく見かけるメーカーなので、お近くの店舗で購入できるかと思われますが、通販でのお求めならAmazon.co.jp楽天市場辺りをチェックしてみるのがよろしいかもしれません。



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