2PメガネタイプのACタップを試してみる
一般的なACタップの場合、壁面などのコンセントに挿し込んで使用することになるのですが、こちらは主にノートPCのACアダプタとコンセントの間に挟み込む形で使用するタイプとなっております。
このため、出力側と入力側にそれぞれ2Pメガネプラグ/ジャックが装備されております。すなわち、2Pタイプのメガネケーブルを使用するACアダプタ以外では使用できないことになります。当たり前の話ではありますが、注意が必要な部分でもあります。
使用の際には、ノートPCのACアダプタ用2Pメガネケーブルを本製品の2Pメガネジャック部に挿し込み、本製品から伸びる2PメガネプラグをノートPCのACアダプタに接続します。
これのどこが便利なのかと言うと、例えばホテルや新幹線など、コンセントがひとつしかないような場所でノートPC(のACアダプタ)を使いたい場合、本製品を使用すれば他の機器用にもコンセントを確保することができます。
コンセントは表側に2個口、裏面に1個口が用意されており、単純に3つのコンセントが増えることになります。が、定格は125V/7A(最大700Wまで)となっているので、接続する機器には注意が必要です。
一般的なACタップの場合、ラックの裏や机の下などに隠される運命にあるのですが、これは常に目の届く範囲で使用することになるという、ビジュアル的にもめずらしいアイテムとなっております。
先程、2Pメガネケーブルを使用するACアダプタでないと使用できない旨を記述しましたが、逆に2Pメガネケーブルを使用する機器であれば、ノートPCに限らず使用できることになります。
例えば家庭用ゲームコンソールであるPS3。最近のモデルではメガネプラグが使用されております。ならば"BSACT01BK"が使えるハズ。具体的には、先日導入した電源連動機能を持ったセルフパワーUSBハブの電源用に用意してみました。
似たようなアイテムで、ノートPCのACアダプタに直結するタイプもあるのですが、今回はPS3用であり、直結タイプは使いづらそうなので、約10cmのケーブルを持つ本製品をチョイスしてみました。
接続イメージはこんな感じ。実際には各種ケーブルなどが接続されるため、もう少しごちゃ付いた雰囲気となりますが。
なぜ、USBハブの電源をこれに接続するのかと言うと、まだPS3環境が流動的であり、レイアウト変更の可能性があるため。テレビラックの裏にあるACタップを使用すると、ACアダプタの抜き挿しが必要になった場合、少々面倒なことになる訳で。
後は、PS3関連の周辺機器の電源をひとつにまとめたかったという理由も。今はUSBハブのACアダプタだけですが、将来的にコンセントを必要とする機器が植えた場合、その管理の簡素化に期待するものであります。
ただ、据え置き環境で"BSACT01BK"を使用した場合、使い勝手が劇的に変わる訳ではないので、あまり実感はありません。が、少なくとも上記ニーズに応えるという意味では十分に満足できる品でした。
そんな"BSACT01BK"ですが、有名メーカーであるバッファロー製なので家電量販店などでも取り扱いはあるかと思われます。通販でのお求めなら楽天市場やAmazon.co.jp
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