さまざまな物や事に関する、役に立ったり立たなかったりするテキストが綴られるブログ。

Android小ネタその1

2016年1月13日  2016年1月14日 
ロック画面に任意のテキストを表示
今回はAndroid関連の小ネタなど。詳しい方にはすでにご存知の事かと思いますが、しばしお付き合いいただけますれば。

シリーズ化も考慮しつつ、まずは万人向けのネタから。確かAndroid4.0以降と記憶しているのですが、ロック画面に任意のテキストを表示する機能が搭載されました。

端末に搭載されたシステムにより名称は異なりますが、"所有者情報"や"ロック画面メッセージ"などと呼ばれております。

公開しても差支えのないユーザ情報をロック画面に記載しておくことで、端末を紛失した際に役立つかもしれない、というモノ。絶大なる効果がある訳ではありませんが、ないよりはマシなお守り的機能です。

ただ、表示されるフォントのサイズが小さく、見逃されてしまう可能性もあります。しかも、さり気なく表示されるため、システム情報の一部であるかのように誤解されやすいのも難点。

ロック画面に表示できるのはプレーンなテキストとAndroidの絵文字のみであり、サイズや色を変えることはできません。なので、目立たせるのはなかなかに難しいのですが、ちょっとした工夫で何とかなったりします。

その方法はというと、画面の横幅を超えるほどの長文を設定すること。こうすることでメッセージが左方向に流れるスクロール表示となり、それなりには目立つようになります。

ランドスケープ(横画面)を基本としたタブレットの場合、スクロールさせるためには相当な文字量が必要となるため、ここではポートレイト(縦画面)が基本となるスマートフォンでのお話とさせてくだされ。

何文字以上がスクロール表示となるかまではチェックしていないのですが、例えば「これを拾った人は連絡してね」という旨のメッセージと、連絡先(自宅やオフィスの固定電話番号)を入力すれば結構な長文となるので、この辺をベースに考えるのがよろしいかと。

メッセージのサンプル
当方では、こんなメッセージを入力しております。もちろん、電話番号はダミー。なお、電話番号の前にあるアイコン的なモノはAndroidの絵文字を使っております。

行頭に不自然なインデント(字下げ)がありますが、実際にスペース(空白)を10個ほど入力してあります。実はこれが重要なポイント。

長いメッセージを入力した場合、テキストは画面左端に到達するのですが、スリープの解除と同時にメッセージのスクロールが開始されるため、行頭の数文字を認識するのが難しくなります。

これを避けるために複数個のスペースを入力してあるという次第。システム的にはスペースも空白の文字として扱われるため、まずは行頭に付いたスペースから画面外に流れていくこととなり、それに続く文字としてのメッセージが正しく読み取れる、という仕掛けです。

なお、スリープが解除されたロック画面は10秒ほどで消灯してしまうため、あまりに長いメッセージの場合、すべてを表示することができません。なので、メッセージを正しく、しかもわかりやすく伝えられるよう文字数を調整する必要があります。

ロック画面のタップによって点灯時間を延長させることもできますが、拾得者に多くの事を期待しない方がよろしいかと。とりあえず電源スイッチを押してさえくれればメッセージを伝えられるという、最低限の操作で完結するようにするのが望ましいところです。

キャリアの端末ではロック画面のメッセージ表示機能が存在しない場合もあるようですが、もし設定内にこのような機能があるのであれば、一度試してみることをお勧めします。気に入らなければ、入力したメッセージを削除するだけで元に戻せますので。



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