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Android小ネタその2

2016年2月15日  2016年2月15日 
回数が多いとかなりウザいです
Androidを便利に使える(かもしれない)小ネタシリーズその2。今回はカスタムROM遊びに欠かすことができないバックアップアプリであるTitanium Backupのユーザに向けた、そこそこニッチなお話です。

最近のAndroidではセキュリティも強化されており、不審な動作が見られた際にこちらのダイアログが表示されることがあります。同意するかしないかを選んでタップするだけなので、1回だけの処理であればさほど手間でも問題でもありません。

けれども、Titanium Backupでバックアップしたアプリ類をリストアする際にもこのダイアログが表示されてしまいます。特に困るのがバッチ処理的にリストアを実行する場合。

Titanium Backupでは、選択したアプリ類を連続的かつ自動的にリストアする機能があり、そのスタート後は放置しておくだけでリストアが完了しておりました。が、最近では上記ダイアログにより自動処理が阻害されるため、効率が極端に悪化しております。

例えば、フルワイプの後でROMをインストールし、起動後にユーザアプリ類をリストアする場合、数十のアプリに対してその都度このメッセージが表示されることとなります。もちろん、毎回画面をタップしなければ先へは進めません。

このダイアログを出さないようにする、というのが今回の小ネタ。使用するのは"Google設定"という機能です。

機種やAndroidのバージョンにより異なるのですが、アプリの一覧に"Google設定"アプリがあればこれを開き、なければ"設定"アプリを開いてスクロールさせると出てくる"Google"の項目に入ります。

こちらは機能が有効(ON)な状態
いずれの場合も画面の中ほどにある"セキュリティ"の項目を開きます。"ログインとセキュリティ"という項目もありますが、こちらではないのでご注意を。

こちらがその際のサンプル画面となります。左記画像では途切れておりますが"端末をスキャンしてセキュリティ上の脅威を確認"というのが目的の機能。これをOFFにすることで、先のダイアログが表示されなくなります。

また、上記機能をOFFにすると、その下の"有害なアプリの検出精度を改善"の項目も連動してOFFとなります。

なお、Titanium Backup用にこの対策を施す場合、レストア処理の実行前に上記作業を済ませておく必要があります。レストア処理が開始されてからダイアログの表示を抑制しようとしても、実行中の処理には反映されません。

冒頭でも記述した通り、本機能はシステムのセキュリティを高めるために用意されたモノです。実効性のほどはさておき、基本的にはONの状態で使うのが望ましいのではないかと思われます。

なので、用事が済んだら元に戻しておくようにしましょう。アプリの監視を有効化(ON)に戻す場合も上記と同じ手順でOKです。

知ってしまえばどうということもないほどのシンプルなTipsではありますが、何かの役に立ちますれば。



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