LCDコントローラに放熱対策を施してみる
話は少し前に戻るのですが、LCDコントローラである"M.NT68676.2A"と液晶パネルを接続して動作チェックを行った際、いくつかのコンポーネントが結構なレベルで熱くなることに気付きました。
レギュレータICはもちろん、メインのNT68676やサウンドICも結構熱を持ちます。基盤自体に熱を逃がすだけでもOKな設計なのかもしれませんが、ちょっと気になります。そんな時に役立つのが、発生した熱を効率的に逃がすことができるヒートシンク。
当初は日本製でビジュアルも性能も一級品な株式会社アルファのヒートシンクを考えていたのですが、少々お高いのと、ぴったりサイズが見つからないため購入には至りませんでした。
ならば、ということでeBayなどチェックしてみるとズバリそのものなアイテムを発見。値段的にも納得できる範囲なので、これをオーダーしてみました。
関連製品が簡単に見つかるのも人気のLCDコントローラならではと言ったところ。ちなみに薄型筐体に適した専用スピーカーなんてのもあったりします。こちらに関しては、仕様さえ合えば別に専用である必要もなかったりする訳ですが。
で、モノが到着したのがつい先日。配送に随分と時間がかかったため、すでに液晶モニタは完成しており、再びバラして作業を行うハメとなりました。ネジを外すだけなので、難しくありませんがそれなりには手間です。
そんなこんなでヒートシンクを装着してみたのがこちらの写真。専用を標榜するだけあってサイズ的にはバッチリです。
熱容量的にはどうなのよ? という感じもありますが、こんなモノでも無いよりはマシ。さらに、筐体背面のスリットを上から覗くと基板および床面が見える程スカスカな構造で風通しも良く、放熱には有利に働いてくれるでしょう。
これで長時間利用も安心...ではあるのですが、未だ実戦配備には至っておらず試用段階だったりします。なので、評価の方はしばらく先になりそうな雰囲気。
とんでもなくニッチなネタではありますが、"M.NT68676.2A"の発熱が気になる方にはチェックしてみるのもよろしいかと思われます。
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