ATS DirectのスリムなHDMIケーブルを試してみる
選んだのはスーパースリムなヤツですが、現物を見ると本当に細く、直径は3.1mmほどしかありません。HDMIケーブルは太いものだと思い込んでいる脳には不安に思えるレベルです。
その辺をイメージしやすくするため、手元にあった従来型のHDMIケーブルと比べてみたのが上記写真。比較対象として特に太いケーブルを選んだ訳ではないのですが、びっくりするほどの差があります。
細いばかりでなく、しなやかさもHDMIケーブルとしては上々な部類となっており、Rのキツイ曲げも容易に行え、取り回しも良さそう。ケーブルの皮膜はマットな仕上げで、それなりに高級感があるのもよろしい感じです。
その他、端子とプラグシェルの金メッキ処理や、ハウジング内部におよぶシールド処理、銅純度99.9%の低減衰ワイヤーなど、なかなかに凝った作りとなっております。
長さのバリエーションには0.5m/1.0m/1.5mの3種類が用意されており、今回は1.5mをチョイスしてみました。
梱包時は円状にまとめられており、若干の巻きぐせは付いております。が、コネクタを持ってぶら下げれば自らの重さでまっすぐになる程度なので、使用時に巻きぐせで困ることはなさそう。
また、コネクタのハウジングがコンパクトなのも大きな特徴です。冒頭の写真でもそれは一目瞭然。
このコネクタのおかげで、水平方向に設置されたHDMI端子に接続した場合に出っ張りが少なく済みます。さらに、しなやかなケーブルは曲げやすく、機器を壁に寄せたい場合にも便利。
そして、さらにもうひとつ、コネクタのハウジング形状にちょっとした工夫が施されております。
見た感じではハウジングの角を落としただけのデザインに思えますが、実はHDMI端子の形状が反映されており、手に取っただけでコネクタの向きを判別することができます。なかなかに優れたアイデアと言えよう。
そんな感じでスペック的には非常によろしく、激安とは言えませんがコストパフォーマンスとしては良好な雰囲気。もちろん、実際に使ってみましたが、まったく問題はありませんでした。
で、その価格的なお話ですが、楽天市場ならこんな感じ、Amazon.co.jpならこんな感じ
後で使い回す場合にも便利なので、とりあえずのHDMIケーブルとして選んでも間違いはないと思われます。欲を言えば、もう少し長いタイプがあると嬉しかったかも。
テレビとレコーダーを接続するような固定的な使い方なら短くても良いのですが、実験的にテレビとPCを接続する場合など、長めの方が使いやすかったりしますので。
まぁ、細さゆえの制限があるのかもしれませんが...。
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