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0simでPokémon GOを遊んでみる

2016年11月8日  2016年11月8日 
専用端末を用意してみました
位置情報系スマホゲーム"Pokémon GO"でSafetyNetによる端末チェックが導入されて以降、rootedなデバイスでプレイをするのが厳しい状況になりました。

現状でも手間をかければ遊べないこともないようなのですが、今後イタチごっこになるのは火を見るより明らか。

root権限を放棄するのもひとつの方法ではありますが、個人的にその選択肢はありません。

となれば、専用端末を用意してしまうのが現実的かつ手っ取り早い方法です。ウチの場合、タイミング良くNexus4が引退したところなので、これを流用することに。けれども問題となりそうなのが通信環境です。

"Pokémon GO"ではモバイル通信を必要としますが、手元にある使用可能なSIMは毎月500MBまでのデータ通信が無料なSo-netの"0sim"のみ。さすがに追加投資をするつもりはないので、とりあえずこれで行くことにします。

この"0sim"、もともとは緊急時の備えとして用意したモノであり、普段は契約を維持するためだけのメンテナンス的な通信をするだけ。このため、回線速度を気にしたことはなかったのですが、ユーザの声を拾ってみると「遅い」という不満が結構あるようです。

この回線速度の遅さが"Pokémon GO"のプレイにどのような影響を及ぼすのか。これが懸念のひとつめです。そして、もうひとつの懸念が通信量。

"Pokémon GO"がどのくらいのデータをやり取りするかわからず、月500MBを超えた場合には課金が発生することになります。まぁ、それぐらいは払っても良いのですが、無料の範囲で収まるならその方がありがたいモノ。

ということで、実際に試してみることに。

・端末にはCM13をインストール(suバイナリは削除)したNexus4を使用
・メールやマップなど必要最低限のアプリのみをインストール
・同期はすべてOFF
・通信が発生しそうなアプリは極力使用しない
・プレイは基本的にPokémon GO Plusを使用

...ってな感じの前提条件を設定してみました。まずはゲーム中に使用する通信量からチェック。

1日の通信量
ちょうど月が変わるタイミングに当たり、1日分のデータ通信量を見ることができるスクリーンショットが撮れました。2時間ほど近所をぶらついてプレイした状態です。

"Pokémon GO"自体の通信量は4.7MBですが、そのほかにバックグラウンドでのデータ通信が発生しており、トータルで8MB程度となりました。

So-netによる同日の"ご利用状況"では速報値で7MBとなっており、多少の誤差はあるものの、端末の情報と同じような雰囲気となりました。

上記"ご利用状況"を見てもわかるように、3日間連続でプレイしたのですが、いずれも似たような値で収まっております。すなわち、約2時間で7MB~8MBというのが当方のプレイスタイルにおける平均的な通信量となる様子。

ちなみに、先月の中程から運用を開始し、半月分ほど蓄積したデータではトータルで約92MBとなりました。もちろん、毎日プレイした訳ではありませんが。

残る懸念は通信速度。混雑が予想される昼の12時前後も含めていろいろ試しましたが、特に問題はない様子。ただ、Pokémon GO Plusメインのプレイであるため、画面を見る機会が少なく、それで遅さを感じなかったのかもしれません。

それでも、たまたま画面を見ていた時にポケモンが出現した場合には、手作業でボールを投げたり博士に送ったりしてみましたが、いずれもスムーズに処理されました。通信速度に関しては心配無用だったようです。

通信量は思ったより少なめで、通信速度にもまったく問題ナシ。当方のようなプレイスタイルにであれば、仮に毎日遊んだとしても1ヶ月で500MBを越えることはなさそうです。

ということで「個人的には専用端末+"0sim"は全然OK」という結果となりました。まったく同じ環境の方は少ないと思われますが、何らかの参考になりますれば。



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