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アクティブタイプのタッチペンを試してみる2

2018年8月4日  2018年8月4日 
交換用チップも付いてきました
AliExpressなどつらつらと眺めていると、妙に安いアクティブタイプのタッチペンを発見しました。その価格1,242円。おもしろそうなので詳細の確認もせずに即断即決で購入してみました。

で、モノが届きましたので簡単にご紹介など。写真を見てのとおり、導電性ゴムと思われる素材のチップがペン先に使用されております。

以前、金属製のペン先を持つ製品を紹介しましたが、それと比較しながら、ゴム製ペン先にフォーカスするような雰囲気でお送りしようかと。製品自体の話をしても同じモノを入手できるとは限らず、情報として役に立つことがなさそうなので。

ちなみに、モノとしては最低の出来で、質感もチープそのもの。スイッチを押すための樹脂パーツがテキトーな組み付けになっており、ヘタに押し込むと本体にめり込んで戻ってこなくなったりします。そもそも、販売ページの掲載写真とはスイッチやクリップが異なり、ほぼ別の製品が届いた感じ。

さて、肝心のペン先ですが、ゴム製ということで、タッチパネルへの当たりが非常に柔らかくなっております。金属製のペン先では操作のたびにカツカツと不快な音を出しますが、こちらはゴムなのでほとんど無音。耳を近づけるとごくわずかにポクポクと聞こえるレベルです。

ただ、ペン先が柔らかすぎて、文字や図形などの描画には向きません。例えば、線を引こうとタッチパネルに接触させたまま本体を動かすと、ゴム製のペン先がわずかに変形し、ワンテンポ遅れて付いてくる感じ。

特に文字のような複雑な線を引く必要がある場合、さまざまな方向に力が加わり、ペン先がグニグニと変形するのがわかります。そんな感じなので、厳密なタッチ操作が要求されるゲームも厳しい雰囲気となっております。

ゴム製チップを外した状態
ペン先のゴムを外してみたのがこちらの写真。中には金属ピンが設置されており、ここにゴム製チップを挿します。チップを固定するような仕組みはなく、引っ張るだけで簡単に取れちゃいます。

モノは試しとこの状態でタッチパネルに当ててみましたが、操作は不可。ゴム製チップを装着した状態でないと機能しないようです。

タッチパネルに上にゴム製チップを転がして金属ピンで突っついてみると、タッチ反応が見られたので、単純な着脱用ガイドピンではない様子。それがわかったところで、どうなる訳でもありませんが。

ということで、まとめなど。ゴム製ペン先の静寂性はパッシブタイプのタッチペン並に高く、タップ操作が主体なら割と便利かもしれません。が、複雑な描画や厳密な操作が必要であるなら、硬質なペン先を選ぶのが正解です。

また、ゴム製のチップは非常に柔らかく、耐久性も低そうな雰囲気。そのために交換用チップが付属するのだと思われますが、ハードに使うのであれば、やはり硬質なペン先のモノを選ぶのがよろしいかと。

アクティブタイプのタッチペンを選ぶ際の参考になりますれば幸いです。


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