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2019/02/13

マイナンバーカード用のケースを試してみる

重要情報がダダ漏れ
現在(2019/02)の状況は不明なのですが、当方がマイナンバーカードを作った時にはオマケとしてカードケースが付属してきました。

「これに入れておけば重要な情報を隠すことができ、本人確認であればケースから取り出す必要ナシ」というのがウリらしく、「ほほぉ、それは便利ですな」と関心したモノでした。

が、よくよくチェックしてみると、セキュリティ上の重大な問題を発見。マイナンバーカード裏面のQRコードが丸見えです。このQRコードはマイナンバーの現物であり、スマホなどのコードリーダーで簡単に読み取れてしまいます。

QRコードを脳内でデコードできる人間が少ないから見えても良いと判断したのか、単なるうっかりミスなのかわかりませんが、とにかくセキュリティ的にはザル状態。取り急ぎケースの該当部分を油性マーカーで塗りつぶしてみました。

機能的には問題のない対策ではありますが、見た目が今ひとつ。ということで、何か良いモノはないかと探してきたのが"flux Card Guard Case for My Number Card"なるアイテム。なかなかに良さげだったのでサクッと入手してみました。

そんなこんなで、簡単なレビューなど。本製品の場合、セキュリティ対策として重要な情報を隠す目隠し機能、およびスキミング防止機能の2つが用意されております。前者は主にマイナンバーの盗み見を防止する、いわゆるソーシャルハッキング対策。

ケースの背面は完全に不透明となっており、マイナンバーカード裏面のすべてが隠されます。マイナンバーの数字はもちろん、先のQRコードもケースから出さない限り見ることはできません。

ケースの表面は半透明になっており、顔写真や名前、住所などの確認が可能。さらに、付属の透明シートをマイナンバーカードと一緒にケースに収めることで、性別および臓器提供の意思表示を隠すことができます。

このため、マイナンバーカードを身分証明として使うならケースのまま提示すればOK。この辺の使い勝手は官製ケースと一緒です。続いては、もうひとつのセキュリティ対策であるスキミング防止に関して。

Edyの読み書きでチェック
マイナンバーカードは接触/非接触両方のインターフェースを備えており、どちらのカードリーダーでも内部チップに保存された情報を読み出すことができます。

スキミングというのは、非接触インターフェースを悪用し、カード自体を盗むことなく内部の情報だけをワイヤレスで抜き取ろうとする行為のこと。

本製品は、非接触インターフェースで使用する微弱な電波を阻害する設計がなされており、スキミングに対する防護は鉄壁...らしい。実際に試してみたいところですが、あいにくマイナンバーカード用の非接触カードリーダーが手元にありません。

そこで、マイナンバーカードに近い非接触インターフェースを備えたEdy機能付きの某カードでスキミング防止機能を試してみることに。

上記写真の状態でカードリーダーに乗せてもEdyの情報にアクセスすることはできませんでした。さらに、裏返してカードリーダーに乗せた場合でもやはりアクセスは不可。ということでスキミング防止に関しては問題なさそうです。

セキュリティ対策はさておき、単なる保護ケースと考えた場合でもそれなりに有用。本体の素材には樹脂系素材が使用されており、日常的に使える耐久性はありそうな雰囲気です。ペナペナな官製ケースとは大違い。

付属の透明シートと合わせて使用すればしっかりと収まり、軽く振ったぐらいではカードが出てきたりしません。ただ、ケースにマチがある関係でサイズが一回り大きくなるのでご注意を。

マイナンバーカード自体は一般的なカードサイズなのですが、ケースのサイズはそれを超えるため、キツキツに設計された財布などのカード収納部分には入らない可能性があります。

そんな感じのアイテムでありました。マイナンバーといえば個人が持つ最も重要な情報のひとつであり、扱いに関しては慎重にならざるを得ません。その意味で、このぐらいのセキュリティ対策はあった方がよろしいような気がします。

モノはAmazon.co.jpにて購入可能。マイナンバーカードを持ち歩く必要があるのなら、持っておいて損はないと思われます。

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