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小型LEDランタン"Aukey LT-SCL01"を試してみる

2019年5月25日  2019年5月25日 
スリムかつコンパクトなサイズ感
トラディショナルな燃焼式ランタンを模したデザインのLEDランタンは持っていたのですが、少々かさばるサイズ感が気になっておりました。

で、良さげなモノはないかと探してきたのがこちら。モバイルバッテリなどで有名なAukeyの"LT-SCL01"です。どこの馬の骨ともわからないモノよりは品質に期待できそうなので選んでみた次第。

そんな訳で、簡単にレビューなど。最も重視したサイズ感ですが、直径67mm×高さ45mmと非常にコンパクトで、重量も107gほどしかありません。いわゆる手のひらサイズといったところ。ボディに突起物がなく、携帯性も良好な感じです。ただ、全体的に安っぽい感じが。

電源には内臓のリチウムイオン充電池(1800mAh)を使用。充電用ポートとしてUSB micro Bポートが用意されております。USB Aな出力用ポートも装備されており、最大1Aの供給が可能。緊急時にはスマホを充電できたりします。

点灯モードは、スイッチを押すごとにハイ/ロー/高速点滅/消灯の順次切り替え。また、スイッチを長押しすると、モールス信号のSOS(・・・ --- ・・・)で点滅します。点灯時間はハイモードで約8時間。ローモードなら約27時間点灯するので一晩中でもOKな感じ。

底面には折りたたみフックとマグネットが装備されており、引っ掛けたり鉄部に貼り付けたりすることができます。また、点灯状態および充電状態を示す2つのLEDインジケータも底面に装備されております。

入出力用の各USBポートには樹脂製のフタが用意されており、ホコリなどの侵入を防ぎます。フタは本体とつながっており、外れて行方不明になることはありません。

シェードを外すと、中にはLEDが鎮座しております。外側からも見える本体中程の金属部分がヒートシンクになっており、LEDからの熱を逃します。なかなかに合理的な設計。

フックを起こした状態
で、使わているLEDはCREEのXP-E2である様子。本製品では電球色タイプが採用されており、いわゆる白色LEDのような寒々とした光ではありません。

XP-E2のカタログスペックでは全光束283lmとなっており、全力発光したら20Wの白熱電球ぐらいの明るさはありそう。発光効率も137lm/Wと非常によろしい感じです。

ただ、当方ではハズレLEDを引いてしまったらしく、発光に残念なムラがあります。シェードの側面部分で、青色が目立つ部分と黄色が目立つ部分があり、LEDの蛍光体がズレて塗布されているような雰囲気。これは個体差なので、そんなモノもあったりする、ということで。

LEDの光をシェードで拡散させるだけの単純な構造のため、逆さにして吊るした場合、中央直下が一番明るくなります。が、LED自体が拡散系でデザインされており、側面にもそれなりに光が回ります。

シェードを上にして置いて使うのには不向きですが、吊るしたり貼り付けたりと本体の向きをアレンジしやすく、配光を理解していれば適材適所で使えるかと。

また、コンパクトかつ背も低いので、狭いところでの取り回しは非常に良好。車のボンネットを開けて整備する場合など、適当な場所に貼り付ければハンズフリーで作業できます。超ニッチなネタではありますが、こたつの中に吐かれたネコのゲロを始末するのにも役立ちました。

全体的にチープな雰囲気は漂っておりますが、機能的には合格点。そんな感じの"LT-SCL01"でありました。モノはAmazon.co.jpで販売されており、入手性に関しては問題ナシ。

メーカー直売で2年保証も付いており、何かあった場合でも安心です。コンパクトなLEDランタンに興味があるなら、本製品をチェックしてみるのもよろしいかと思われます。

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