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2021/05/08

[aptX LL] 低遅延なネックスピーカーを試してみる

やわらかボディのネックスピーカー
以前から欲しいと思っていたアイテムのひとつに、ネックスピーカーの名称で呼ばれる肩掛け式(首掛け式?)のBluetoothスピーカーがあります。

けれども、有名メーカーの品はそれなりに高価なうえ、機能的にも今ひとつな感じ。それで二の足を踏んでいた訳ですが、価格的にも機能的にも納得できる品が登場したので買ってみました。

...というのが半年前のお話。たっぷり時間があったので使い込んでみました。ので、簡単にレビューなど。モノはサンワサプライの"400-SP090"。購入に踏み切った最大の理由は、Bluetoothによる音声のワイヤレス化で発生する遅延が極めて小さい、aptX Low Latency対応製品であることです。

今回、数値的な結果が出るテストはしておりませんが、わかりやすい(けれども主観的な)方法で音声の遅延をチェックしてみました。

それは、テレビの音声とネックスピーカーの音、その両方が聞こえる状態にするというモノ。一般的なBluetoothの音声コーデックであるSBCの場合、遅延が大きく、セリフの輪唱状態となり、とても聞けたものではありません。

が、aptX Low Latencyに対応した送信機との組み合わせにおいては、同コーデックが有効となり、遅延をかなり抑えることができます。聞こえ方としては、テレビの音声にリバーブ(残響)がかかったような雰囲気。遅延は認識できますが、耳にうるさいレベルではありません。

数値的なエビデンスをご希望の場合、かつて別の環境でテストした結果をご参照いただけますれば。この辺この辺にあります。

遅延がはっきりと確認できるのは、ワイヤレスとオリジナルの音声を同時に流しているため。「テレビの音声をワイヤレスで聞く」という一般的な使い方において遅延を認識するのは難しいでしょう。

例えば、ドラマ鑑賞などでaptX Low Latency対応製品のみを使用した場合、口の動きと音声としてのセリフがリンクしており、不自然な感じはまったくありません。

その他の特徴としては、首の後ろにまわる部分が柔らかなシリコーン樹脂で成形されており、グニャグニャ...という訳ではありませんが、多少肩の高さに差が出るような姿勢でも変形して身体にフィットします。

エンボスなアイコンの下にマイクロスイッチがあります
また、IPX5防水だったり、マイク内蔵でハンズフリー対応だったり、充電ポートがUSB Type-Cだったりと、かゆいところに手が届く仕様となっております。

筐体の大きさに余裕があり、それなりに大容量なバッテリ(650mAh)を搭載しています。例えば、録りためたビデオを一晩中パワープレイしても電池切れの心配はありません。

なお、パッシブラジエータやサブウーファーなど、低音増強の仕組みが搭載されておらず、音楽用としては不向きかと。聞き取りやすさが重要となるテレビ/ビデオに向いた仕様であると思われます。

さらに、防水設計なのが災いして、各種スイッチ類が押しづらい点、充電の際にポートを露出させるのが面倒な点も気になるところ。特にスイッチ操作には癖があり、電源ON/OFFや音量操作など、対象部分をかなり押し込まないとなりません。

スイッチ自体はクリック感のあるマイクロスイッチが採用されており、コツが分かればどうということもありませんが、初見では結構あせるかも。

忘れておりましたが、音量は基本的にソース側のボリューム追従。けれども、単純なBluetooth送信機とのペアリング時にはスピーカー側でも独自に音量を調整することができます。最適ボリュームが微妙に異なる複数機器で使う場合、なにげに便利だったり。

そんな感じのアイテムでありました。身体に響く重低音が不要で、テレビ/ビデオ/ゲームの音声をワイヤレス化したい場合にオススメのアイテム。個人的な感想としては「すごい満足感はないけれど、そこそこ使いやすく、ないと困る」と言った感じです。

初期不良や故障などの際にも安心な大手国内企業の製品であるのもポイント。生産地は中国ですが...。さらに、お値打ち価格なのもうれしいところ。例えば楽天市場ならこんな感じ、Amazon.co.jpならこんな感じとなっております。

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