意外と使えるWindows 11の2機能

2021年10月22日  2021年10月23日 

スクリーンショット撮影用のツールバー

Windows 11の、と書きつつ実はWindows 10でも使えたりするのですが、新OSのリリース記念ということでひとつよろしくお願いしたく。まずは、スクリーンショットの撮影から行ってみましょう。

PCの画面を取り込み、画像として貼り付けることで、ソフトウェアやOSの状態・状況を説明する場合に便利なスクリーンショット。ブログやSNS、ビジネス資料の作成など、さまざまシーンで活用されています。

古くからのPCユーザにおいては、日本語キーボードに用意されている[Prt Sc](Print Screen)キーを使っている方も多いと思われます。けれどもこの方法、「全画面を撮影してクリップボードに収める」というシンプルでわかりやすい代わりに低機能であることは否めません。

もう少し高機能なツールとしてWindows 10 October 2018 Updateから搭載されているのが、スクリーンショット撮影用ユーティリティ"切り取り&スケッチ"。[Windows]キーと[Shift]キーと[s]キーの3つを同時に押すことで利用可能となります。

頻繁に使わないと忘れてしまいそうなホットキーの組み合わせですが、WSS(Windows ScreenShot)で覚えておくと、[Windows]キーのW、[Shift]キーのS、そして[s]キーと思い出すのに便利かもしれません。

上記ホットキーを押すと、画面が少し暗くなり、上記スクリーンショットのような感じで画面中央の上部に小さなツールバーが登場。この時点では、まだスクリーンショットの撮影は実施されません。

スクリーンショットの撮影には4つの方法が用意されており、ツールバー上のアイコンをクリックすることで選択することができます。

左から、矩形選択(四角く切り取る)、自由選択(フリーハンドで囲った部分を切り取る)、ウィンドウ選択(任意のウィンドウを切り取る)、全画面撮影、そしてキャンセルという順番に並んでおります。

スクリーンショットを撮影するタイミングとしては、矩形/フリーハンド/ウィンドウにおいては領域を確定した時点で、全画面ではアイコンをクリックした瞬間となっております。

いずれの方法を選んだ場合でも、スクリーンショットはクリップボードに保管され、同時に通知が届きます。通知をクリックすることでトリミングやファイルへの保存など、簡易的な編集作業が行えます。

編集の必要がなければ、そのまま他のツールやアプリケーションへの貼り付けも可能。さらに、次に紹介するクリップボード拡張と組み合わせることで、複数のスクリーンショットを連続して撮影することもできます。

履歴でコピーデータを活用

で、そのクリップボード拡張機能。こちらもWindows 10から搭載されておりますが、標準ではOFFになっているため、ユーザ自身で機能を有効化する必要があります。

Windows 11では、"設定"→"システム"→"クリップボード"へと進み、"クリップボードの履歴"をONにすれば準備完了。

コピーペーストの必要が生じた場合には、[Windows]キーと[v]キーを同時に押すことで、コピー([Ctrl]キー+[c]キー)したデータの履歴が小さなウィンドウが表示されます。

リスト内の任意のデータをクリックすることでペーストが実施されるという仕組み。なお、履歴としてリストアップされるのは、テキストおよび画像のみとなっております。

履歴は、ウィンドウ上にある"すべてクリア"のボタンを使うか、再起動/シャットダウンすることでクリアされますのでご注意を。

例外的に、履歴の右端にあるピンのアイコンでピン止めすれば履歴に残り続けます。上記スクリーンショットでピンの色が黒になっているのがピン止めした状態。

ただし、リスト上の位置は固定されません。新たなコピーはリストの最上段に登録されるため、(ピン止めを含め)古い履歴はコピーを実施するごとに一段づつ下がっていきます。

なので、大量にコピーすると「目的のデータがリストの遥か下方に」なんてことにもなりかねないのでご注意くだされ。

従来のコピー&ペーストとも共存でき、コピー後に[Ctrl]キーと[v]キーを同時押しすれば、普通にペーストが実施されます。

なので、1回限りのペーストで良ければ従来の方法でテンポよく、"クリップボードの履歴"を利用すればコピーデータの再利用による効率的な作業が可能となります。このように、状況に応じた使い分けも可能。

今回取り上げた2つの機能はいずれもWindowsの標準機能であり、安定性が高く、Windowsの他の機能との整合性が保たれているのもポイントです。

ご存じの方には当たり前の機能ではありますが、もし使ったことがないのなら、一度は試してみる価値のある機能であると思われます。

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