BRAUN mini M-1010を試してみる
以前から使っていたBRAUNのシェーバーが、プロダクト的に終焉を迎えつつある雰囲気になってきました。ということで新たなモノを探すことに。
特にこだわりがある訳ではないのですが、ちょうど同じメーカーから新製品がリリースされたのでこれに決めてみました。
モノは"BRAUN mini M-1010"。コンセプトは、旅行や出張などで使用するためのモバイルシェーバーという位置付けのようです。
そういった使い方は考えていなかったのですが、どのみち「髭を剃る」ことに変わりはないハズ。なので、当方としては、お家に固定で使うシェーバーとして働いてもらうつもりです。
デザイン的には丸みを帯びた優しいフォルムで、Amazon.co.jp限定色のイエローもいい感じ。比較的コンパクトなサイズでフタも付いており、携帯に便利なのはもちろん収納にも役立ちそうです。
電源には内臓の充電池を使用。今どきならLi-ion(リチウムイオン)充電池かと思いましたが、今回の新製品シリーズではトラディショナルなNi-MH(ニッケル水素)充電池が採用されております。
満充電時の連続使用時間は約40分。5分の充電で1回分の髭剃りができるらしい、急速充電機能も用意されております。
付属のACアダプタは、出力12V/0.4A=4.8Wで、これまで使用していたモデルとまったく同じ仕様でした。コネクタの形状もまったく同じ。何ならACアダプタを付け替えても問題なく充電できます。
古いACアダプタをオフィスなどに置いておけば、"本体だけ持ち歩く"ってな使い方ができて便利かも。メーカーとしては、非推奨な使い方かと思われますが。
本体底面には緑のLEDインジケータが装備されており、その点灯/点滅によりざっくりとしたバッテリ状態を知ることができます。
本体は防水仕様となっており、水洗いでのメンテやお風呂での髭剃りも可能。使用時に指のかかる部分(刃の下から黄色いボディの間)はラバー仕上げとなっており、グリップ感も良好です。
また、このラバー仕上げ部分がフタ着脱時の抵抗となり、ちょうど良い感じでフタを保持してくれます。使用後、不用意にフタが外れて剃りカスが散乱しちゃうこともありません。
刃は、一般的な網刃と長い髭に効果的なトリマー刃のデュアル仕様。それぞれの台座が個別に可動する構造になっており、肌に良くフィットします。
で、肝心の使い心地。動作音は控えめで「これでちゃんと剃れるの?」的な感覚を覚えますが、実際の剃り味は良好。新品であることもありますが、お肌スベスベに剃れます。
ただ、鼻の穴付近など障害物が近い場合、トリマー刃が上だとうまく剃れません。このため、網刃が上になるよう持ち替えなければならないのはちょっと面倒かも。
ちなみに、2種類の刃を含めたヘッド部分はユニット化されており、引っ張るだけで外せます。なので、剃りカスのメンテも簡単。なお、外刃/内刃という概念はなく、交換時にはヘッド部分をまるごと付け替えることとなります。
そんな感じの"BRAUN mini M-1010"でありました。コンセプトどおりに2台め以降のシェーバーとしてはもちろん、さほど髭が濃くないユーザならメインで使用する髭剃りアイテムとしても良好に機能します。
で、価格的なところですが、例えばAmazon.co.jpならこんな感じで、楽天市場ならこんな感じとなっております。
商品検索時の注意ですが、今回(2022年1月末)リリースされたのは、M-1010/M-1011/M-1012/M-1013の4タイプ。それぞれの違いは以下のようになっております。
- M-1010はAmazon.co.jpの限定イエローモデル(ブラシ付き)
- M-1011は家電量販店限定のホワイトモデル
- M-1012は通常販売品のブラックモデル
- M-1013はM-1012同等モデル(Amazon限定でブラシが付属)
なので、型番の違いにはご注意くださいませ。
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