【2022年度版】Blogger.com小ネタ1 -404ページ編-
その2があるかどうかは不明ですが、"Blogger.com小ネタ1"ということでお話を少々。いつの頃からそうだったのかは不明ですが、気が付くとBlogger.com純正の404リダイレクトが機能しなくなっておりました。
正しくないURLが指定された場合に、そのURLで表示可能なコンテンツが無いことを知らせるページに自動転送する。それが404リダイレクトです。
Blogger.comのテンプレートはいろいろと編集しまくっているので、何が原因か追求するのも困難な感じではありますが、404リダイレクトが機能しないのはよろしくありません。
ということで、応急処置的に404ページを用意してみました。
Blogger.comの固定ページ(スタティックページ)を利用
まずは、URLが正しくなかった場合に表示されるページを作成します。今回利用したのは、Blogger.comの管理メニュー内の"ページ"機能で作成する固定ページ。
Webで探してきたフリーな画像、およびメッセージとホームに戻るリンクを表示するだけの単純なページにしました。冒頭のスクリーンショットが完成品となっております。
ページのタイトルは"404 Page Not Found."。こうしておけば、Webブラウザのタブに表示される名称も、実際のURLも自動的にそれっぽくなります。
なお、"ページ"機能のオプションとして、閲覧者のコメントを受け付けない設定にしてあります。このページで無意味な機能ですので。
METAタグでリダイレクト
あらかじめお断りしておきますが、当方はHTML初級レベルですので、やっていることが正解かどうかわかりません。とりあえずは機能しますが、もしかしたらマズいやり方かもしれないので、その辺はご承知おきくだされ。
まずはテンプレートを改変するので、真っ先に"テーマ"→"カスタマイズ"→"バックアップ"を実施しておきます。
バックアップが完了したら、いよいよ作業開始。"テーマ"→"カスタマイズ"→"HTMLを編集"を選択し、テンプレートのエディタを開きます。エディタの検索機能で</hrad>を探し出し、その直前に以下のコードを挿入します。
<b:if cond='data:blog.pageType == "error_page"'> <meta content='0;URL=https://blog.hogehoge.com/p/404-page-not-found.html' http-equiv='refresh'/> </b:if>
これは「表示しようとしたページがエラーページ(error_page)であったなら、指定のページ(ここではhttps://blog.hogehoge.com/p/404-page-not-found.html)にリダイレクトせよ」という条件式です。
あとはテンプレートを保存して動作をチェックしてみましょう。正しくないURLを入力してページを開こうとすると、用意した404ページが表示される...ハズ。
AdSenseの広告を貼っていない方は、これで作業は終了です。AdSenseを利用しており、404ページでも広告が表示される方は、もう少し作業が必要となります。
固定ページでAdSenseの広告を非表示に
当方の場合、メインコンテンツの下に広告を貼り付けているのですが、当然のことながら404ページでも広告が表示されます。
この状況はAdSense的にマズいらしいので、固定ページ全般で広告が表示されないよう設定します。なお、ここで紹介するのはHTML/JavaScriptウィジェット(ガジェット)で広告を貼り付けている場合の方法となります。
再びテンプレートを開き、対象となるウィジェットを探し出します。広告コードのユニット名で検索すると手っ取り早いかもしれません。
<b:widget から始まるウィジェットタグを編集します。以下は当方の場合のサンプルとなっております。
<b:widget id='HTML2' locked='false' title='' type='HTML' visible='true'>
ウィジェットタグのパラメータとして、id=の前に条件式(cond='data:blog.pageType != "static_page"')を挿入します。
<b:widget cond='data:blog.pageType != "static_page"' id='HTML2' locked='false' title='' type='HTML' visible='true'>
ウィジェットタグの中に条件式を入れ込んだことで、表示しようとしたページが固定ページでなかった場合に広告を表示するようになります。
もちろん、他の固定ページでも広告が表示されなくなる訳ですが、プライバシーポリシーも固定ページで表示している関係で、当方にはメリットとなっています。
けれども、他の固定ページでは広告を表示したいというユーザには、デメリットとなるかも。そんな場合には他の方法を探してみてくだされ。
そんな感じのBlogger.com小ネタ1 -404ページ編-でした。
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