スマホにストラップホールを後付けしてみる
個人的には「なくてもさほど困らないけど、あればあったでそれなりに便利なモノ」というポジションにあるのがスマホのストラップホール。
小型化やコストダウンを追求するためか、最近のスマホにはほとんど装備されておりません。その例に漏れず、当方が愛用しているスマホにもストラップホールがありません。
が、それを切望するユーザも多いらしく、後付けでストラップホールを追加するパーツがあったりします。それが"strapper"なるアイテム。前々から気になっていたのでサクッと購入してみました。
モノの概要としては、"strapper"をスマホとケースの間に挟み込み、ケースの充電ポート穴から顔を出した金具にストラップを装着する、といった感じ。 このため、多くのスマホやケースに対応できるスグレモノです。ケースの形状などにより装着できない場合もあったりするのでご注意を。その辺は公式ページにてご確認くだされ。似たような品もありますが...
アイデア勝負みたいなところのあるアイテムゆえ、Aliexpressなどでも似たようなヤツを見かけます。
が、ほとんどは切り抜いた薄い樹脂にハトメ穴があるだけの簡素な作り。機能的には十分ですが、見た目や質感がイマイチな感じです。
これが大きな違い。"strapper"にはステンレス素材が使用されているのに加え、ストラップ装着部にはDリングが使用されており、剛性と質感が高くなっております。
この違いに価値を見いだせるなら買いと言えるでしょう。
なぜ裏向きで設置する?
当方のスマホではTPU製の透明ケースを使用しており、問題なく装着できました。装着時には"strapper"のロゴがスマホ側になるようにします。イメージ的には裏向きな感じ。
つまり、透明ケースであっても"strapper"のロゴが外から見えることはありません。なぜわざわざロゴを隠すように設置するのか? その理由は2つあります。
"strapper"本体は(おそらく)プレスの抜き加工で作られており、せん断によってエッジの部分にバリが生じます。
本製品の場合、ロゴがプリントされた反対の面にはバリが出ており、こちらをスマホ側にして設置すると、スマホに傷を付けてしまう可能性があります。
もうひとつの理由がDリング装着部の形状。横から見るとアルファベットの"p"のような形をしています。このため、ロゴを外向きに設置すると"p"の右側に充電ポートが来る形となり、充電用ケーブルの装着を阻害してしまいます。
そんな感じなので、装着の向きはお間違えのないようご注意を。自作ストラップに変更してみる
本体の機能やデザイン、質感はとてもよろしいのですが、付属のストラップが(個人的には)イケてません。ちょっとおじさんチックな感じが。
そんな訳で、手持ちのパラコードを使ってストラップを自作してみました。参考にしたのはこちらのページ。パラコード端部の処理(結び目)もページ下部の方法を採用させていただきました。
この自作ストラップを、これまた手元にあった大きめのWリングで"strapper"のDリングに装着。これなら簡単にストラップを着脱できます。
当初、手首に通す感じのストラップを考えていたのですが、パラコードの長さを間違えて切ってしまい、結果として中途半端な長さで完成。
手首は通せなくなりましたが、スネークノットの飾りと端部の結び目の間に小指を通してスマホを持つのには良い感じなので、まぁ良しとしましょう。
使い勝手はバッチリ
実際のトラブルを想定し、立った状態でスマホが手から滑り落ちた状態を再現してみました。なにかあると困るので、布団の上でチェックです。
"strapper"はスマホとケースで挟み込んだだけ。付属の粘着テープは未使用で、傷防止用の保護シートのみ貼り付けています。
結果的にはまったく問題ナシ。何度試してもストラップが外れることはありませんでした。機能的には十分です。
スマホをアスファルトやコンクリートの上に落とすと少なくない時間やお金が無駄に消費されてしまうので、その防止という意味では非常に効果のあるアイテムであると思われます。
ちなみに購入の際には、やはり正規なお店の利用が安心。公式ショップはもちろん、Amazon.co.jpや楽天市場も利用できるので、ポイントなどを使いたい場合にも便利です。
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