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USBメモリ型SSDを試してみる

2022年12月10日  2022年12月10日 
パッケージは非常にシンプル

最近では、USBストレージにインストールし、PCに接続した時だけ使用可能になるLinuxのパッケージがリリースされております。

当方では、これまで使い回しの2.5インチベアドライブをケースに入れたUSB HDDにて利用しておりました。が、USB 3.x接続であるとはいえ、ドライブ自体がボトルネックとなり、OSの動作がモッサリとしておりました。

デバイス自体が高速になれば、もう少し快適に利用できるハズ。ということで、USBメモリ型のSSDを試してみることに。

買ってみたのはこちらの製品。Amazon限定ブランドらしく、どこの馬の骨とも分からないヤツよりは安心できそう。というのが、選択の理由。

最初は256GB程度のUSBメモリも選択肢に入っていたのですが、あと1000円少々の金額をプラスするだけで250GBのSSDが買えてしまいます。なので、最終的にこれを選んでみました。

まさにUSBメモリサイズのコンパクトモデル

まずはモノの詳細など。インターフェースはUSB Aとなっており、PCなどのUSBポートに直結して使えます。

規格的なところでは、SuperSpeed+ USB 3.2 Gen2に準拠しており、USB 3.x対応なUSBポートでの利用なら、それなりの転送速度が期待できそう。

外寸は56.7mm✕18mm✕8.6mm(メーカー発表値)で、まさにUSBメモリサイズ。幅もスリムなので、並んだUSBポートの利用でも隣のポートを邪魔することはありません。

製品にはUSBポートを保護するキャップが付属します。外したキャップは本体後端に装着可能。また、ストラップホールも用意されております。

ちょっと関心したのは、アクセス状態を示すLEDの光がストラップホールの内壁側も透過する構造になっており、表からでも裏からでもLEDの点灯/点滅が確認できる点。

逆に、ストラップを装着してしまうと、アクセスランプが見えづらくなるかもしれません。完全に見えなくなることはないと思われますが。

PCにて転送速度をチェック

いい感じの結果に

Windows11搭載PCのCrystalDiskMarkにて転送速度をチェックしてみました。なお、結果は一発勝負のモノであり、数値は環境にも影響を受けますので、あくまで参考程度に見ていただけますれば。

それでも、シーケンシャルアクセスでは600MB/秒が出ているので、「看板に偽りなし」といった感じでしょうか。

実際にLinux Mintをインストールして試用してみましたが、サクサクと気持ちよく動いてくれました。

PS5(リアポート)での利用にはご注意を

ノイズの影響?

メーカー資料によると、どうやらPS5(Playstation 5)もサポートされているらしく、一応接続してみました。

PS5のフロント側にあるUSB AポートはHi-Speed USB対応なので、SSDの性能を活かそうと思ったら必然的にリアポートへの接続となります。

が、この製品をPS5のリアポートに接続すると、Wi-Fiに接続できなくなります。どうやら5GHz帯の電波に干渉するノイズがでている様子。取り外せば数秒でWi-Fiにつながります。

一応、交換してもらいましたが、やはり状況は変わらず。個体差ではない様子。

とはいえ、環境依存のトラブルである可能性もあり、他の環境では発生しないかもしれません。なので、参考程度に見ていただけますれば。

気軽に使える高速・大容量ストレージとしては有りかと

当方の環境ではPS5で問題が発生しましたが、PCにおいては快適に使用できております。そんな感じなので、USBメモリのように手軽で、SSDならではの高速なデータ転送や余裕の大容量に魅力を感じるなら買って損はないかと。

そんな風に感じる製品でありました。


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