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HDMI切替器を試してみる

2023年1月5日  2023年1月5日 
なんとなく顔に見えるデザイン

昨年(2022年)の6月だったか、運良くPS5購入権の抽選に当選。無事ユーザーとなることができました。まず当たらないと思っていたので、設置場所などの事前準備はまったくナシ。

なので、とりあえずテレビ前の空き地に本体を置き、そこからHDMIケーブルを伸ばして手元にあるPC用モニタに接続しました。

機器の配置が決まるまでの暫定措置ではあったのですが、どうしたことか日常化してしまい、状況に応じてHDMIケーブルを差し替える日々。

そんなにヤワな作りではないと思われますが、あまりに頻繁なHDMIコネクタの抜き差しは控えた方がよろしいのではないか、という気はしておりました。

そんな訳で、HDMI切替器を試してみることに。特にこだわりはないので、Aliexpressでテキトーなモノを物色。何度か試したことのあるventionブランドの"HDMI Bi-Direction Switcher"に決めました。

まずは外観の特長など

ボディはアルミと思しきメタル素材が採用されており、色はグレーとかガンメタル辺りが近い感じです。

ボディの表面は梨地仕上げで、それなりの高級感。エッジ部分は斜めに落とされており、キラキラのメッキ処理が施されております。

サイズ的には、単4形乾電池の4本パックを想像していただけるとよろしいかと。個人的な感想ですが、かなりコンパクトに仕上がっております。

続いては機能面

本製品の一番の特長は、1 in 2 outと、2 in 1 outのどちらでも使える点。例えば、1台のHDMI機器の出力先をモニタとテレビに切り替えたり、2台のHDMI機器の出力を1台のテレビ/モニタにつなげて映像/音声ソースを切り替えたりすることができます。

また、HDMIのバスパワーで動作するため、別途電源は不要。特に設定することもなく、つなげるだけで使えます。

表面中央に見える丸いのが切り替えボタン。マイクロスイッチが採用されており、カチカチとした小気味良い感触で「スイッチを押した感」がよろしい感じです。

そのスイッチの近所には2つの青色LEDが装備されており、現在使用中のポートを示します。2つのポートを正面に見て、右側がポート1、左側がポート2となっております。

HDMI機器を接続した状態でスイッチを押すと、選択されたポートのLEDが光る仕組み。高輝度な青色LEDなので、正面から見ると少々眩しく感じます。が、指向性が強い系のLEDらしく、斜め方向から見ればそれほど眩しくありません。

ちなみに、仕様的なところでは、HDMI2.0および4Kがサポートされているようです。

個人的には◎(ですが...)

何もない裏面(単4電池はサイズ比較用)

当方の場合、1台のモニタでPCとPS5の映像/音声を切り替えたい、というのが目的でした。その意味において、本製品の機能は過不足ありません。普通に満足です。

が、場合によっては使いづらく感じることもあるかもしれません。まず、HDMI機器の切り替えは本体のボタンでのみ行う、という点。

リモコン的な機能はないので、手の届く範囲に本製品を設置する必要があります。テレビの裏とかに設置してしまうと、なかなか面倒なことに。

また、使用していたポートを記憶する機能がありません。接続しているすべてのHDMI機器の電源を落とすと、次回起動時にはポート1が選択された状態となります。

なので、接続状況によっては、毎回切り替えスイッチを押す必要があります。メインの機器をポート1に接続すれば良いだけの話ではありますが。

あと、これは蛇足ですが、どうやらHDCPを無視する仕様である様子。ダイレクトに接続すると映らないPS3&モニタの組み合わせでも、本製品を挟むことで問題なく使えてしまいます。

そんな感じのHDMI切替器でありました。手動切替のみな点と、使用ポートを記憶しない点に問題がなければ、買って損はないかと思われます。

価格的にも安めになっておりますし。Aliexpressで購入した際には1,279円でした。国内通販でも、例えば楽天市場Amazon.co.jpにて扱いがあるようです。


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