MX Anywhere 3のスイッチをホットスワップ化してみる
今まで使っていたマウスには何の不満もなかったのですが、なんとなく環境を変えてみたくなり、中古のLogicool MX Anywhere 3を入手しました。
前ユーザーが使用したモノであり、左右のスイッチ部分にテカリが見られるなど、使用感は結構あります。
その辺は気にしなければ良いだけなのですが、機能的な問題も。一番酷使される左ボタンにチャタリングが発生しております。
という訳で、内部清掃ついでにスイッチを交換してみようかと。が、ただ交換するだけではつまらないのホットスワップ化も一緒に実行してみました。
めっちゃ小さなソケットを使用
このマウス、2年ほど使われたらしいのですが内部はキレイな状態でした。ただ、ホイールの軸にホコリが巻き付いていたので、それをピンセットとブラシで除去して内部清掃は完了。
という訳で、ホットスワップ改造など。
スイッチをホットスワップ化するためには、ソケットが必要となります。モノはAliexpressにて購入。以下の写真が現物です。
写真ではサイズ感が分かりにくいかと思われますが、全長3mmと米粒よりも小さくなっております。これがなければ、ホットスワップは実現しません。
ソケットは基板の裏側に設置
ホットスワップ化するためには、上記ソケットをMX Anywhere 3の基板にハンダ付けする必要があります。今回はこちらで紹介されている、基板裏からアクセスする方法を採用することにします。
ただ、基板の裏面からボディ底面までの間に3mm以上の空間があるか否かが大きな問題。ネットを探してみましたがMX Anywhere 3のホットスワップ改造に関する情報は無く、ぶっつけ本番でやるしかなさそう。
もし、ソケットがボディに当たるようなら...どうしよう?
ソケットを削って全長を短くする方法もありますが、モノが小さすぎて結構面倒な感じ。なので、場合によってはホットスワップ化を諦め、一般的なハンダ付けによるスイッチ交換に方向転換します。
ソケットのハンダ付けが作業の山場
ソケットを基板の裏にハンダ付けするためには、何らかの治具を使ってソケットを仮固定する必要があります。
今回は、上記リンクの別スレッドのコメントにあった爪楊枝を使う方法を採用しました。基板の表(天面)から爪楊枝を圧入し、基板の裏側から飛び出した爪楊枝の先端にソケットを装着する、というモノ。
爪楊枝にはハンダが付かないため、ソケット内にハンダが流れ込む心配はありません。しかも、いい感じでソケットを仮固定してくれます。
そんな感じで、まずはひとつだけソケットをハンダ付けした状態でボディにはめ、クリアランスを確認します。どうやらソケットがボディ底面に当たっている気配はありません。ということで、ホットスワップ化を続行します。
そんなこんなで、ソケットの装着が完了。以下の写真をご覧あれ。
写真の上部右側には、ソケットの仮固定に使用した爪楊枝による治具が写っております。
この爪楊枝のガード機能により、ソケット内にハンダが流れ込まないため、フラックスが使用可能。なので、作業は快適でした。とは言え、失敗により数個のソケットを無駄にしてしまいましたが。
ホットスワップとは言うけれど
スイッチ交換が必要になった場合の作業効率を考え、マウスソール(マウススケート)もカスタマイズしております。これで、マウスソールをはがすことなく分解できます。
ちなみに、使用したマウスソールはAmazon.co.jpにて購入しました。
という訳で、MX Anywhere 3のホットスワップ化は完了。ではあるのですが、スイッチを交換するためには本体を分解する必要があり、決して「スイッチ交換がお手軽」とは言えません。
せいぜい、「次回のスイッチ交換時にハンダ付けする必要がない」という程度。それでも、ハンダこての当てすぎによる基板の劣化を気にする必要がなく、好きなスイッチに取り替えられるのは大きなメリットと言えるかと。
誰にでもオススメできる改造ではありませんが、もしその気になった誰かの参考になりますれば幸いです。




コメント