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2011/03/06

続AndroidタブレットをPCのサブモニタにしてみる

ダミーVGAコネクタ
これまでVNCiDisplayでIMX515クローンをPCのサブモニタにする方法を試してみましが、今回は少し違うアプローチを試してみたいと思います。

プラットフォームとしてVNCサーバ/クライアントを使うのは一緒なのですが、仮想ディスプレイの作り方を変えてみました。

ウチのノートPCにはミニD-Sub15ピンの外部ディスプレイ端子が用意されており、NVIDIAのグラフィックボードによってサポートされています。そこで、ハードウェア的に仮想ディスプレイを作り出すダミーVGAコネクタという装置を作ってみました。

装置というほど大げさなモノではなく、使用パーツは75Ωの抵抗器が3つだけです。VGAコネクタ(こちらのページを参照)の1番と6番、2番と7番、3番と8番のピンをそれぞれ抵抗器でつないであげます。

これだけで、PCにモニタを接続した状態を再現できるわけです。なお、今回はRGBの信号線ということもあり、1/8Wの小型の抵抗器を使用しました。

冒頭の画像が完成品。うまく機能するかどうかが不明だったので、とりあえず3つの抵抗器をエポキシ系接着税で固めてみたモノです。

本当なら、VGAコネクタを用意してハンダ付けするのが望ましいのですが、今回は抵抗器の足をそのまま利用してコネクタのピン替わりにしています。ただ、1/8Wの抵抗器の足は細いので適当な長さで折り返して強化してあります。

これを接続してPCを起動すると「画面の設定」や「NVIDIAコントロールパネル」でセカンダリディスプレイの設定が可能となります。

縦画面も選択可能
こちらは「NVIDIAコントロールパネル」のスクリーンショット。ちゃんと画面の回転もサポートされいるため、縦画面にしてみました。

なお、横画面の場合にはネイティブの解像度(600×800)が選択できるのですが、回転させるとなぜかその選択肢が現れないため768×1024に設定してあります。

他の環境に関しては先の投稿と同様、TightVNCとPocketCloudの組み合わせを使用しています。また、環境がほとんど同じなので、使い方も同じです。

ただ、少し異なるのは、PocketCloudを起動した際、必ずプライマリディスプレイの画面が表示されてしまう点。このため、Androidタブレットの画面をズリズリと動かしてセカンダリディスプレイの領域まで移動させる必要があります。

タスクマネージャを表示させてみる
それ以外は良好な感じ。仮想ディスプレイドライバを使う方法では、セカンダリディスプレイが有効になった時点でWindowsのAeroが強制解除となりますが、今回の方法ではAeroも有効なまま使用可能です。

TightVNCサーバはユーザモードで起動するアプリケーションだし、ダミーVGAコネクタを外してしまえば、完全に元の環境に戻せるのもポイント。

個人的には、今回の方法が一番よろしいような気がします。サブモニタの需要が発生した際にサクっとセットアップして、終わったらもとに戻す、といった使い方には最適かもしれません。


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4 件のコメント:

匿名 さんのコメント...

これはスゴいアイデアですね!
PC側に余計なソフトを入れなくていいのが最高です。
田舎なので75Ω抵抗が近所で買えないんですが、早速通販で手に入れて試してみます。

WHMaster さんのコメント...

抵抗器の足をそのままピン代わりにするのは強度的に不安なので、可能であればVGAコネクタのパーツに抵抗器を組み込む形で工作した方がよろしいかと思われます。

Kazuyoshi_taka さんのコメント...

参考にさせていただきました。
自分は75Ωの抵抗は持っていませんでしたが、100Ωの抵抗でも動作しました。
よろしければ、自分のブログでもこの内容を取り上げてもよろしいでしょうか?

WHMaster さんのコメント...

もちろん、構いません。本投稿以外でも参照や引用、リンクに関する問い合わせの必要はありませんです。

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