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2011/05/20

Bluetoothジョイスティックを作ってみる

素材となった2点
一時期アーケードゲームの基板収集にハマっていた時期がありました。今でもほとんどの基板がハーネスをつないで電源を入れるだけで稼働する状態にありますが、気合を入れて遊びたい場合以外はエミュレータの方がお手軽です。

そんなに頻繁に遊ぶわけでもないのですが、USB接続のジョイパッドで遊ぶのは今ひとつ盛り上がりに欠けます。

やはり、アーケード発祥のゲームはジョイスティックで遊ぶのが正しい在り方でしょう。そんなわけでPCで使えるジョイスティックを作ってみることにしました。

当初はUSBジョイパッドの中身を移植する方向で考えていたのですが、Wiiリモコンを使用すればPCはもちろん、Androidタブレットでも使用できることに気づき、急遽Bluetooth仕様とすることに。これなら、限定的ではありますがWiiでも使えます。方向性が決まれば、あとはガシガシと作業をするだけです。

素材として用意したのは、ずいぶん前にリリースされたPS用のナムコジョイスティック。こいつは本格的ジョイスティックとしてはコンパクトで、レバー・ボタン共にフィーリングは良好。さらに、6ボタンなので数多くのゲームに対応できるのもポイントです。そして、もうひとつの素材がWiiリモコン。これがなければ話になりません。

ジョイスティックの方は、底板を外してPS用のケーブルを除去するだけ。GNDの取り回しがラクチンなので、基板は流用させてもらいます。一応、コントロール系のパターンをカットして変なところに信号が流れないようにしました。さらに外装のクリーニングを実施して一旦終了。

次に、こちらの動画を参考にWiiリモコンを解体します。今回は基板しか使用しないので、「破壊上等」で思いっきりやれます。

基板を摘出したら、不要なパーツを取り除きます。基本的にはそのままでも良いのですが、ジョイスティック筐体の内部スペースが狭いためバッテリ端子、振動用モーター、赤外線受光部といったパーツを取り除きました。

再びジョイスティックに戻って、Wiiリモコンの基板を収めるのにジャマになるリブなどを現物合わせで除去。これと並行して基板をジョイスティックのボディ内側に固定するための土台をポリパテで適当に製作します。

次は怒涛のハンダ付け。13本(4方向、A、B、1、2,+、-、HOME、POWER、GND)のリードをWiiリモコンの基板に取り付けます。+と-、HOME、POWERの各ボタンに関しては、ハンダ付けポイントがとても小さいためジュンフロン線を使用しました。この部分は強度的に問題がありそうなので、ハンダ付け後にホットメルトで固定しておきます。

そして、ここからが山場です。先に製作しておいたポリパテの土台を接着し、その上に両面テープ貼り付けてWiiリモコン基板を固定。各リードを対応する端子にハンダ付けします。

ゴチャゴチャな配線
あまり美しいものではありませんが、こちらが配線完了後の写真です。ちなみに、Wiiリモコンには電源が必須となるのですが、サイズと容量がよろしいCR123Aを使いました。

今回は「とりあえず動くモノを作る」ことを重視したため、使い勝手が悪い部分があります。まず、WiiリモコンのLEDが見えない点。もうひとつがバッテリを交換するために底板を外す必要がある点です。

LEDが見えないのは完全なる手抜きです。元のLEDを外して外側に引っ張ってくれば良いだけなのですが、LEDが見えなくてもさほど困らないのでスルーしてしまいました。けれども、電池の方はいつか改善したいところです。せめてハード的にON/OFFできるスイッチぐらいは付けておくべきだったかと思ってみたり。

とりあえずモノは完成したわけですが、長くなってしまったので今回はここまで。セットアップに関しては次の投稿にて。


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