psx4droidをPS3コントローラで遊んでみる
ここはやはり、元祖PlayStationのソフトを遊ぶのがスジでしょう。というわけで、Androidマーケットから追放された後、フリーかつオープンソースとなった(※1)エミュレータ『psx4droid』を使ってみます。
まずは、PS3コントローラを使えるようにしておきます。『Sixaxis Controller』は導入が少々面倒ですが、一度インストールしてしまえば、普段は快適に使用可能。通常起動の手順は以下の通りです。
『Sixaxis Controller』を起動し、「Start」ボタンをタップします。その後PS3コントローラのPSボタンを押して接続。「Client connected: 1」のメッセージが表示され、コントローラの赤LEDの「1」が点灯すればOK。後は、「Change Input Method」ボタンをタップしてIMEを『Sixaxis Controller』に変更すれば準備は完了です。
引き続き、『psx4droid』側の設定を行います。まずは、キーマッピングの設定(変更)から。『psx4droid』の「Settings」を開き、「Key mappings」をタップします。
設定可能なキーの一覧が表示されるので、変更したいキーの名称をタップします。すると「Press key on the keyboard...」というダイアログが表示されるので、設定したいPS3コントローラのキーを押します。
この作業を、設定したいすべてのボタン(またはキー)について行います。何もいじっていないデフォルトの状態なら4方向キーの設定変更は不要です。
設定が必要なのは、Select、Start、×、△、□、○、L1、L2、R1、R2の10個のボタンだけ。キーマッピングの割り当てが終了したら、再び「Settings」のトップ画面に戻り、スクロールさせた最下部付近にある「Use input method」をタップしてチェックマークを入れておきます。『psx4droid』でPS3コントローラを使うための設定はこれで終了。
後はROM選択画面に戻って好きなゲームを起動すればPS3コントローラで遊べる、という訳です。サンプルとして『ファイナルファンタジータクティクス』を起動してみました。
とりあえず問題なさそうな雰囲気で動いたので数時間ほど遊んでみたのですが、ウチのAndroidタブレットが非力すぎて、快適とは言えません。動きや音楽がぎこちない感じです。
その部分を差し引いて、コントロール系だけに限れば快適そのもの。かなりやり込んだソフトなので、手が操作方法を覚えています。ほとんど同じ形のコントローラなので、まったく違和感はありません。
とは言え、このままでは正しい動作チェックができないので、軽めのエミュレータである『Nesoid lite』を試してみます。ちなみに『Nesoid lite』のキーマッピング設定も、『psx4droid』と同じやり方でOKです。ボタンが少ない分、すぐに設定も完了します。
こちらは快適そのもの。少々の遅延はあるのだろうけれども、ほとんど感じることができません。スーパーマリオブラザーズを遊んでみたところ、ワールドの最後にあるフラッグでも容易に5000点が取れます。
という訳で、操作性は良好でした。要ROOTというのがちとハードル高めですが、Android端末でゲームをやっている方はトライする価値がありそうです。無料の『Sixaxis Compatibility Checker』で動作確認が行えるので、「アプリを買ったけどウチの端末では動かなかった...」という悲しい思いをすることもありません。
***Edit***
※1 一時期フリーになった『psx4droid』ですが、2011年11月現在、再びAndroidマーケットに登場し有料アプリとして販売されております。
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